第3回散策会:「京都御苑」~深秋 京の真ん中で歴史と自然と雅を満喫しました~

平成24年12月4日(火)京都御苑散策会

予定では11時に集合して、伴仲君の名ガイドのもと京都御苑内を
散策する予定であったが、思いがけないハプニングが待っていた。

雨の予報もあった当日の朝、集合場所の烏丸丸太町交番前
を目指して歩いていると、制服・私服の警官が多く立っていた。
聞いてみると、昨日から天皇・皇后両陛下が大宮御所にご滞在
中とのことであった。ひょっとしたら・・・という思いがよぎった。

果たして、警護の人に聞けば正午過ぎに伏見桃山御陵からお戻り
になり、そのあと14時半頃再びお出かけになるとのこと。参加者
全員が是非ひとめお目にかかりたいとのことで、散策会の合間に
神社庁で用意された日の丸の小旗を貰い、所定の場所で群衆に
混じって送迎した。不思議なことに両陛下をご奉迎した前後は、
青空も見える好天気にかわっていた。

さて散策会は約2万ヘクタール(甲子園球場約50個分)の敷地
内外を3時間程散歩したあと、鴨川沿いを下がり懇親会会場で
ある木屋町「花おおぎ」へ向かった。ここで奥田君が合流。

この店のママは島原の現役「花扇太夫」で、当日お昼に会われた
旧皇族の伏見宮さんとの話や、太夫はもともと従五位の位にある
とか興味深い話を聞いた。時間の関係で、ほんのさわりに触れた
だけで、また訪れてみたいお店であった。

お店の雰囲気からか恒例の校歌斉唱はせずに、それぞれ家路に
つきました。次回は花見の季節に合わせて一応4月2日(火)
と言うことになりましたが、ガイド役の伴仲さんとも相談して
詳細が決定次第お知らせします。

藤村研二

記事更新日:12月07日