東京六稜倶楽部のご案内

内容:

—–次回の講演—–
【第222回】令和3年6月26日(土)
『ウナギの完全養殖の実用化を目指して』
田中秀樹さん@88期
(近畿大学水産研究所教授(魚類繁殖生理学))
≪講演内容≫
ウナギは日本の食文化に欠くことのできない食材ですが、国内消費量の99%以上を養殖に依存しています。ウナギは川や湖など淡水で育つ魚ですが、産卵は日本列島から遠く離れたマリアナ諸島西方海域で行われます。孵化した仔魚はレプトセファルスと呼ばれる透明な柳の葉のような形態の幼生となって北赤道海流に運ばれて黒潮源流にたどり着き、約半年かけてシラスウナギと呼ばれる稚魚となり、日本列島など東アジアの生息場所に来遊するのです。ウナギ養殖の元種となる種苗はすべて河口付近で採集された天然のシラスウナギが用いられており、現在のウナギ養殖は「完全養殖」ではありません。近年、漁獲されるシラスウナギの量が著しく減っているためウナギ養殖に必要な種苗の確保が課題となっており、一日も早い「完全養殖」の実用化が望まれています。

ウナギの完全養殖を目指す研究は古くから行われ、北海道大学で1973年に人工孵化に成功しました。ところが、孵化した仔魚は、それまでに種苗生産に成功していたマダイやヒラメなどと同様の方法では全く育てることができず、20年以上、大きな進展は見られませんでした。その間、地道な研究を続けていた国の水産研究所において、1996年にサメの卵を材料とした液状の飼料でウナギの仔魚を成長させうることが発見され、2002年に初めてシラスウナギまで育てることに成功しました。その後、2010年には人工飼育した親から生まれた卵をシラスウナギに育てる、いわゆる「完全養殖」も達成されましたが、実用的なコストでの大量生産ができないため、この技術は現在も実験室レベルに留まっており、実用化されていません。その原因として、ウナギの完全養殖実現のための各ステップに様々な困難が残されていることが挙げられます。

近畿大学水産研究所では、これまでにクロマグロだけでなく多くの海産魚の完全養殖を世界に先駆けて達成し、実用化してきた実績があります。国の研究所で開発されたウナギの種苗生産技術に近畿大学水産研究所の実用化のノウハウを融合させ、ウナギの完全養殖実用化を実現することを目指しています。

本講演の開催は、オンラインで行われます。ご注意ください。

14時 講演開始
☆13時30分をめどに入室を完了してください。
☆13時50分会議開始。
☆定刻前でも入室可能です。

本講演URL・参加方法に渇しては、各期常任理事にお問い合わせください。

同窓生以外で参加希望の方は承認が必要ですので、下記アドレスにご連絡お願いします。
東京六稜俱楽部事務局長  牧 武志(take_maki@jcom.home.ne.jp

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—–これからの講演—–
【第223回】令和3年7月17日(土)
『三浦按針の謎と影響』
藤田浩一さん@77期
(物流コンサルタント)
≪講演内容≫
商船大卒業後、航海士として外国航路に乗船。その後、船舶代理店に転職して、物流業務に携わった。退職前から訪れていた静岡県伊東市では、毎年8月に「伊東按針祭」が開催されているが、按針の名は知られておらず、伊東市民でさえ、大花火大会としか思っていないのが現実である。

按針は、日本初の西洋式帆船を建造した。その建造地が伊東市であるが、どこで、どのように造られたかは明確ではない。海事関係者から見で多くの疑問がある。按針に関する著書は多くあるが、海事関係者の視点からの研究がなされてないことに気づき、きちんと検証してみようとの思いに至った。建造の謎解きにのめり込むとともに、按針が生きた激動の大航海時代は、知れば知るほど面白い、彼は、チャレンジ精神にあふれ、勇敢で、知識と能力に長け、統率力や人望もあり、稀有な生涯が小説や映画になるのも納得できる。三浦按針は、航海士としての優秀さだけでなく、徳川家康に軍事顧問として重用される人間性も魅力的である。按針が漂着したのは、関ケ原の戦い直前で、東軍勝利に影響したであろうことは、あまり知られていないが、興味深い。

按針を深く知るにつれ、現代社会や、若者の生き方にも有効なヒントがあるように思える。按針を通じて、海や船に関する仕事に関心を持ち、生き方や、物事への取り組み方を振り返るきっかけにしていただければ、幸いである。

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【第224回】令和3年8月21日
『任務と子育ての狭間で -33年の自衛隊勤務を終えてー』
三角智子さん@94期
 詳細は後日掲載
以後の講演予定

回数 日付 演題 講師 詳細
225 9/ 未定 未定
時間: いずれの日も11:30~14:00(開場11:00)を予定
場所:
日程:毎月第三水曜日
銀座ライオン7丁目店 6階「ライオン銀座クラシックホール」
東京銀座・GINZA SIXとなり
Tel.03-3571-2590
参加費: 2,500円
東京六稜会「東京六稜倶楽部」事務局:
 牧 武志@73期 、 山上 芳昭@79期
東京六稜会Facebookグループ:
https://www.facebook.com/groups/tokyorikuryo/

東京六稜倶楽部 講演録

演題演者
【221回】5月「主婦ほどクリエイティブな仕事はない!」 山口あゆ美さん@98期
【220回】4月「ファン・ゴッホとその手紙 ー画才もない不適応者を世界的画家に育てた家族たちの遺産ー」 圀府寺司さん@88期
【219回】3月「建設業の課題と使命」 印藤正裕さん@87期
【218回】2月「プロジェクト・マネジメントと日本のインフラ輸出を考える」 多賀正義さん@76期
【217回】1月「健康ファイナンス思考による、長寿時代の健康戦略 +新型コロナウィルス感染症 最新事情」 奥 真也さん@93期
【216回】12月「レオナルド・ダ・ヴィンチ、空飛ぶ機械の夢」 米田 洋さん@89期
【215回】11月「酒とシゴトと男と女♪ ・・・ 男女均等法vs呑ん兵衛の25年戦争?!」 横山ちひろさん@100期
【214回】10月「トランプ大統領の再選を占う -アメリカ駐在、16年間の経験を踏まえて-」 山岸勝也さん@68期
【213回】9月『「関西人」村上春樹』 金水 敏さん@87期
【212回】8月「改めて建築家の役割を考える」 —50年間の設計活動を通して— 今井俊介さん@82期
【第211回】7月「Industry4.0時代の建築 ー羽田クロノゲート・豊洲市場を読み解くー」 五十君興さん@88期
【オンライン特別講演】6月「オペラ歌手 ~自分の可能性を信じて~」 平尾 啓さん@92期
【207回】3月・【208回】4月・【209回】5月・【210回】6月 開催中止 開催中止
【206回】2月「G7サミット、G20をサポートして――MICEを通じたまちづくりにも関っています!」 紫冨田 薫さん@87期
【第205回】1月「中小企業を取り巻く事業承継・M&Aの最新動向」 中村 亨さん@99期
【第204回】12月「パーソナルゲノム時代が拓く未来」 高橋祥子さん@118期
【第203回】11月「ビバ高齢化社会 〜余生はお笑い芸人で」 西山 博さん@79期
【第202回】10月「僕が芝草から学んだこと -芝生から日本を見ると-」 宇城正和さん@84期
【第201回】9月「『森繁久彌全集』出版にあたって ― 時代の先覚者・後藤新平 と 最後の文人・森繁久彌 ―」 藤原良雄さん@79期
【第200回】8月「乳がんの専門医が教える、納得して真っ当な医療を受けるための技術」 相原智彦さん@97期