東京六稜倶楽部のご案内

内容:

—–次回の講演—–
【第189回】平成30年9月20日(木)
「短歌朗読――無常の風に抵抗して」
辰巳泰子さん@96期
歌人
≪講演内容≫
私が短歌を作り始めたのは13歳の秋。きっかけは、国語の予習をしていて、あすから短歌の単元だなぁ、どうせなら自分で作ってみようという気になったのでした。

6年ばかり独学でしたが、19歳のとき、「短歌人」という結社に入会し、高瀬一誌先生に付きました。23歳で第一歌集『紅い花』を上梓し、この歌集は、短歌の芥川賞といわれる現代歌人協会賞を、当時としては最年少で受賞することができました。受賞を受けて思ったことは、文学賞の受賞作家として、発言する手形を手に入れたということでした。実社会における通行手形です。そしてこの手形が、世の中を助けることに結びつくのがいいと考えていました。

ところがまもなく、離婚によってシングル・マザーとなり、自身の名誉や地位や財産を押し上げていく才覚などさっぱり無かったことに直面し、ただただ、子育てと実作の傍ら、教材制作や塾の講師や、身の上をなるべく侮られないお固い方面の在宅勤務やアルバイトで、口に糊せざるを得ませんでした。まさに「貧しさに耐えつつ生きて或る時はこころいたいたし夜の白雲」(佐藤佐太郎)というふうでした。

2001年に転機が訪れ、朗読の活動を始めることになりました。岡井隆さんにお声をかけていただき、岡井さんのカルチャースクールで短歌朗読を初体験してから、自分なりにもっと深められるのではないかと思うようになりました。都内のライブハウスを中心に、10年ぐらいソロライブを続け、そのなかで、「安達ケ原」や「平家物語」といった古典を戯曲化し、手がけたりもしました。

2013年以降、家族が病に倒れたのをきっかけに英語の勉強を始め、2016年には「古今和歌集」から101首の英語超訳「The Natural Beauty」が完成しました。そうこうするうち母が亡くなり、しばらくは、連句に夢中でした。無常の風に、抵抗してーー。

当日は、思春期の読書であった『風姿花伝』の一節と絡めながら、短歌朗読をさせていただきます。

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—–これからの講演—–
【第190回】平成30年10月18日(木)
「わが国の防災:昔と今とこれから ― レジリエントな社会をめざして」
中島正愛さん@82期
鹿島建設(株)顧問
(株)小堀鐸二研究所代表取締役社長
≪講演内容≫
地震雷火事親父・・・日本は自然災害のデパートと言われるほどに、古来さまざまな自然災害に見舞われてきました。しかしながら私達の先人達は、これら災害と共生するという考えの下に、多種多様な技術や知恵を磨き上げ、わが国繁栄の基盤を作ってくれました。

災害の程度は、地震など災害を引き起こす自然現象の大きさだけではなく、それを受ける社会の災害に対する弱さ、これを脆弱性と呼びます、にも左右されます。21世紀の日本は、地震活動が活発になり、また極端気象と呼ばれる風水現象も激化し、一方で高度稠密社会がもたらす極度の相互依存が、ひとたびことが起きたときに次々と綻びをみせるという脆弱性も増すなど、巨大災害が起きやすい状況にあります。

さて災害にどう備えるのでしょう。一般に、それは「予防」「予測」「対応」という三つの因子からなります。洪水に備えて堤防を作る、地震に備えて耐震補強するなどが「予防」の典型例で、これは防災の王道です。雨レーダを使っての雨警報は「予測」の例で、予測に応じてダム貯水を事前に放流するなど、災害を察知して先手が打てます。

そして「対応」、道路をどの順番で復旧させてゆくかなど、災害が起こってしまったときの被害を最小限に留めるための作戦を考えるものです。20世紀の防災では、堤防に代表される予防がその中核をなしていました。また1990年代以降、観測計測技術の発展に伴い予測も磨かれてきました。そして東日本大震災の大津波と超高域被害を受けて、巨大な津波が来ると予防や予測にいくら努めても、社会を無傷に留めることは難しいことが明らかになりました。そこで、傷を受けても機能の低下を最小限に食い止めそして速やかな回復を実現するための対応の重要性がますます認識されるようになりましたが、これは最近「レジリエンス」という名前で呼ばれます。

私の発表では、わが国を巡る幾多の災害のなかで、それがひとたび起これば社会に及ぼす影響が最も計り知れない地震災害を取り上げ、1995年の阪神淡路大震災から現在に至るまで、わが国が「予防」「予測」「対応」においてどのような技術を開発しそれを実践に移してきたかを概観するとともに、社会としての「レジリエンス」確保や、また企業「レジリエンス」に深く関わるBCP(Business Continuity Plan)の実現に向けた最近の動向を紹介したいと思います。

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【第191回】平成30年11月15日(木)
「白馬ハイランドホテルだから叶えられる夢」
掛谷嘉則さん@81期・剣道部
(株)不動産システム研究所 代表取締役
(株)白馬ハイランドホテル 代表取締役
NPO法人ユニバーサルデザインながの理事長
≪講演内容≫
とあるキッカケにより、私がコンサル業から白馬ハイランドホテルを直接経営することになり11年余が経ちました。目指すホテルは「ホテルでないホテル」「民宿型ホテル~家族のように~」、その様なキーワードを心にして、「心に寄り添う、社員の幸福、そして地域との連携」をとの経営理念のもと地域の方々と共に歩んでいくホテルを目指し日々活動しています。

今回は、私がなぜホテル経営に参入したのか、これまでのホテル経営で大切にしてきたこだわりと想い、今後どのようなホテルを目指していくのか?

そして各市町村の地域活性化事業にホテル事業の経験を活かし、どのように関わっていくかをざっくばらんにお話しさせていただきます。

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【第192回】平成30年12月20日(木)
「未定」
未定
未定
≪講演内容≫
未定
以後の講演予定

回数 日付 演題 講師 詳細
第193回 1/16
(水)
「未定」 未定
時間: いずれの日も11:30~14:00(開場11:00)を予定
場所:
場所:「THE BAGUS PLACE
〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館 B1F
03-5524-3991

 

※2019年1月より、改装が完了した銀座ライオン6階「ライオン銀座クラシックホール」に戻ります。

日程:毎月第三水曜日
銀座ライオン7丁目店 6階「ライオン銀座クラシックホール」
東京銀座・GINZA SIXとなり Tel.03-3571-2590

参加費: 2,500円
東京六稜会「東京六稜倶楽部」事務局:
 牧 武志@73期 、 山上 芳昭@79期
東京六稜会Facebookグループ:
https://www.facebook.com/groups/tokyorikuryo/

東京六稜倶楽部 講演録

演題演者
【第188回】8月「麻疹ウイルスと人 –日常・地球・進化−」 竹田 誠さん@98期
【第187回】7月「自動車のデザインと将来のモビリティ」 中村史郎さん@81期
【第186回】6月「仮想通貨から冥銭まで ~~貨幣の不思議とブロックチェーンの謎~~」 岡田仁志さん@96期
【第185回】5月「認知症を知り、予防をしよう」 森 惟明さん@65期
【第184回】4月「偽善者としてのオバマ前大統領」 大野和基@85期
【第183回】3月「JTのM&A」 新貝康司さん@86期
【第182回】2月「楽天イーグルス創設物語(完全編) ~球団創業から日本シリーズ優勝まで~」 佐野憲一さん@98期
【第181回】1月「阿呆のすすめ」 ひろさちやさん@67期
【第180回】12月「食の科学、あれこれ」 小城勝相さん@78期
【第179回】11月「人工知能と人間」 北橋忠宏さん@69期
【第178回】10月「目からウロコ!ピアニカってこんなに凄い!」 松田 昌さん@77期
【第177回】9月「<空っぽ>の想像力」 竹山 聖(Kiyoshi Sey TAKEYAMA) さん@85期
【第176回】8月「北野高校の現在と近未来像」 恩知忠司さん@大阪府立北野高等学校長
【第175回】7月「カジノを含むIR(統合型リゾート)施設は日本でどう実現する?」 中山行輝さん@80期
【第174回】6月「六十の手習いで経済学博士に -私の生涯学習-」 佐藤達男さん@75期
【第173回】5月「公共交通のわかりやすい案内」 中村豊四郎さん@81期
【第172回】4月「日本初の公立楽器博物館の20年~生きている博物館への挑戦~」 嶋和彦さん@86期
【第171回】3月「人生一度きりだからこそ ~ミャンマーの無医村でクリニックと菜園を運営して~」 名知仁子さん@外部講師
【第170回】2月「北野高校倫理の時間に学んだ私の原点」 有働由美子さん@99期
【第169回】1月「50歳目前でスタートした自宅料理教室を日本一のサロンに成長させるまで」 若林三弥子さん@88期