東京六稜倶楽部のご案内

内容:

—–次回の講演—–
【第199回】令和元年7月17日(水)
「患者と家族に寄り添う在宅医療」
大井通正さん@76期
医療生協八尾クリニック所長
≪講演内容≫
在宅医療30年 わたしが伝えておきたいこと

大学院薬学研究科修士課程在学中の私はスラムにあったアルバイト先の診療所長の往診に同行した。そこで見たものは粗末な板の間に横たわる重い障害を持つ脳卒中片麻痺の患者だった。障害を持つ病人に尽くせる医療に携わりたい。医師を目指そうと思い立った。障害を持つ人のリハビリテーション―再び人間らしく生きるためへの援助がその後医学部に進学し卒後医師として働いてきた私の人生の主題となった。在宅医療の対象となる病人はすべて障害を持つ人である。障害を持つ病人である。この人たちが重い病と障害を身に受けながら人間らしく生き、生を終えるために何ができるだろうか、研修医時代から在宅医療に携わりこのことを考えてきた。この間数多くの神経筋難病の患者の在宅療養への援助、がん患者を中心とした在宅看取りを経験した。ある意味で極限状況に置かれた患者と家族の間に身を置き、抱える問題を前にして自分に何ができるだろうかを自問する日々であった。それは医学的問題にとどまらず療養環境、介護体制、介護者の介護負担、経済的問題、家族関係など多岐にわたる。主治医だからといってもとより正解などは持ち合わせていない。多職種から構成されるサービス担当者会議を開催し知恵を出し合い患者家族を交えたチーム医療の実践で課題を解決していくしかない。このような在宅医療に従事することは私にとって医師としてかけがえのない学びの機会、成長の糧になるにとどまらず生きがいそのものである。在宅医療の現場で交わされる患者や家族の言葉、看取りのありさまに心打たれることが多々あった。患者が人間らしく生き、人間らしく生を終える、家族として住み慣れた自宅で患者を看取れた満足感と喪失感、そういった患者や家族の思い。それは私たち一人ひとりがこれからの生き方を考える上で示唆と勇気を与えてくれると信じる。

この講演で「在宅医療とは」という問いに、私たちの取り組みを紹介したい。在宅医療の中での患者、家族のよろこびとかなしみ、それを支えるわたしたちのよろこびと困難、課題などを知っていただける機会になれば望外の喜びである。

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—–番外特別講演—–
【番外特別講演】令和元年8月10日(土)
「日本のラグビーと北野高校」-ラグビーワールドカップまであと41日-
三谷秀史さん@82期
ラグビーワールドカップ2019事務総長特別補佐
≪講演内容≫
ラグビーワールドカップと北野高校の深い関わりについては、大阪六稜会館でも7月に講演がありました。六稜トークリレーのライブ中継でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、今回の東京六稜倶楽部ではより突っ込んだお話を聞くことができます。ワールドカップにまつわる裏話も楽しみですね。これを聞けばワールドカップ観戦が一層楽しくなること請け合いです。土曜日の開催ですが、ぜひお出かけください。

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—–これからの講演—–
【第200回】令和元年8月21日(水)
「乳がんの専門医が教える、納得して真っ当な医療を受けるための技術」
相原智彦さん@97期
相原病院 乳腺科 理事長
≪講演内容≫
世の中には様々な情報があふれています。どれが正しくてどれがとんでもない情報なのか、往々にして素人は判断に困ります。一見するとうまい話に見えたものが、実は最悪だったという事もあり得ます。医療に関しても例外では有りませんし、命に関わるので事は重大です。今回は雑多な情報からどの様にして必要な情報を探したら良いのか、危ない情報の見分け方、担当医との良いコミュニケーションの取り方、医師から見て最悪の患者さんとは、など、乳がん治療を例にとりますが、医師にかかる時に普遍的に使える技術について、お話しをさせて頂ければと思っています。

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【第201回】令和元年9月18日(水)
『森繁久彌全集』出版にあたって― 時代の先覚者・後藤新平 と 最後の文人・森繁久彌 ―
藤原良雄さん@79期
藤原書店 社主
≪講演内容≫
『森繁久彌全集』は、小社創業30周年の記念企画。

今年は、森繁久彌没10年。これを機に、森繁久彌(1913-2009)という稀代の役者の人生を考えてみたい。旧制北野中学出身の森繁は、成島柳北という江戸末期~明治の大ジャーナリストを大叔父に持ち、父・菅沼達吉は現大阪市助役、関西電力の重役を務めた。森繁自身は戦前満洲でNHKのアナウンサーを務める。戦後、帰国してから役者稼業に入る。そのような森繁久彌とは何者か。また何故、小社が森繁久彌の全仕事を俯瞰する出版を企画するに到ったか? 江戸末期に生まれ、明治、大正、昭和初期まで生き、日本近代のインフラの殆どを手がけた後藤新平(1857-1929)の大企画〈後藤新平の全仕事〉との比較で考えてみたい。

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以後の講演予定

回数 日付 演題 講師 詳細
202 10/16
(水)
僕が芝草から学んだこと -芝生から日本を見ると- 宇城正和さん@84期
埼玉工業大学先端科学研究所客員教授
日本芝草学会評議員・理事
203 11/20
(水)
ビバ高齢化社会 〜余生はお笑い芸人で 西山 博さん@79期
(+東稔子さん(お笑いコンビT137))
こちら
204 12/18
(水)
未定 高橋祥子さん@118期
株式会社ジーンクエスト 代表取締役
205 1/15
(水)
未定 中村 亨さん@99期
日本クレアス税理士法人代表 公認会計士 税理士
206 2/19
(水)
未定 未定
207 3/18
(水)
未定 米田 洋さん@89期
帝京大学 航空宇宙工学科 教授
208 4/15
(水)
未定 未定
209 5/20
(水)
未定 山口あゆ美さん@98期
AYU FRIENDS主宰
こちら
時間: いずれの日も11:30~14:00(開場11:00)を予定
場所:
日程:毎月第三水曜日
銀座ライオン7丁目店 6階「ライオン銀座クラシックホール」
東京銀座・GINZA SIXとなり Tel.03-3571-2590
参加費: 2,500円
東京六稜会「東京六稜倶楽部」事務局:
 牧 武志@73期 、 山上 芳昭@79期
東京六稜会Facebookグループ:
https://www.facebook.com/groups/tokyorikuryo/

東京六稜倶楽部 講演録

演題演者
【第198回】6月「もっと幸せに生きるヒントを、ミャンマーから学ぼう」 倭 昌輝さん@86期
【第197回】5月「大学の過去・現在・未来」 木谷雅人さん@84期
【第196回】4月「碑(いしぶみ)が語る淀川物語」 竹林征三さん@74期
【第195回】3月「歯の話 アラカルト 〜健康は健口から〜」 北垣志麻さん@93期
【第194回】2月「AIは人間社会を抜本的に変える」 松本徹三さん@70期
【第193回】1月「知られていない美味しい食材をご家庭に届けるために事業を立ち上げました」 志水祐介さん@113期
【第192回】12月「臓器移植の現状と今後の課題」 江川裕人さん@87期
【第191回】11月「白馬ハイランドホテルだから叶えられる夢」 掛谷嘉則さん@81期
【第190回】10月「わが国の防災:昔と今とこれから ― レジリエントな社会をめざして」 中島正愛さん@82期
【第189回】9月「短歌朗読――無常の風に抵抗して」 辰巳泰子さん@96期
【第188回】8月「麻疹ウイルスと人 –日常・地球・進化−」 竹田 誠さん@98期
【第187回】7月「自動車のデザインと将来のモビリティ」 中村史郎さん@81期
【第186回】6月「仮想通貨から冥銭まで ~~貨幣の不思議とブロックチェーンの謎~~」 岡田仁志さん@96期
【第185回】5月「認知症を知り、予防をしよう」 森 惟明さん@65期
【第184回】4月「偽善者としてのオバマ前大統領」 大野和基@85期
【第183回】3月「JTのM&A」 新貝康司さん@86期
【第182回】2月「楽天イーグルス創設物語(完全編) ~球団創業から日本シリーズ優勝まで~」 佐野憲一さん@98期
【第181回】1月「阿呆のすすめ」 ひろさちやさん@67期
【第180回】12月「食の科学、あれこれ」 小城勝相さん@78期
【第179回】11月「人工知能と人間」 北橋忠宏さん@69期