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2007年のバックナンバー

チョコレートまつり

ヨーロッパへそ日記【第9話】


▲チョコレートの噴水
果物などにからめて食べます。

皆さんこんにちは。6月になりすっかりチョコレートも溶けてしまう季節になりましたが、前回の予告通り今回はチョコレートについてご紹介します。

ベルギーのお菓子と言えばワッフルと並んでチョコレートが有名です。そんなベルギーならではのチョコレートまつりが4月にブルージュで開かれました。去年 が第一回目で好評だったとのことで今年も開催されました。

チョコレートのような茶色いレンガ造りの建物が並ぶ、可愛らしいブルージュの街にぴったりです。

会場内の各メーカーのスタンドでは色々なチョコレートが試食でき、最初は嬉しくてどんどん食べましたがそのうちお腹いっぱいに。。。チョコアイス、チョコ レート酒など行っても行ってもチョコレートが並び、そろそろ飽きてきた頃になぜか香辛料のスタンドが。
甘さに飽きてきた大勢の人が群がり、なんて商売上手!と感心しましたが、でもチョコレートじゃないのにいいのだろうか?と疑問も。聞くとチョコレート作り には様々な香辛料が使われているとのことでした。納得!


▲ホワイトチョコレートの彫刻

▲エステの効果は?!

職人技が作り出す、食べるだけではない芸術作品として鑑賞するチョコレートもたくさんありました。
そしてなんとチョコレートエステなるものも。

チョコレートの奥深さを実感した1日でした。


▲バッグもすべてチョコレート製!

▲なんだか教会までチョコレートに見えました

お花見

ヨーロッパへそ日記【第8話】


▲桜並木

皆様こんにちは。

年間通じて雨の多いベルギーですが、ここ1ヶ月近くずっと快晴で暖かい日が続いてベルギー人も驚いています。こちらに来てから、休みの日にお天気だと「ど こかに出かけないともったいない!」と思うようになりました。すっかり春の陽気で最近は週末ごとに「お花見」をしています。

お花見と言うと桜ですよね。ベルギーにも桜があります。濃いピンク色でぼんぼりのような桜が多いです。こちらでは日本のように桜の下で宴会をすることはあ りませんが。桜を見かけて嬉しくなると、私はやっぱり日本人だなーと実感します。


▲お城の庭園


▲真っ赤!


▲ハート型チューリップ

こちらで春の花というと、チューリップが一番人気ではないでしょうか。本場オランダまで見に行く人も多いですが、ブリュッセルにもチューリップが美しい庭 園があると聞き行ってきました。行列ができる人気ぶりです。

色とりどりのチューリップに囲まれてベルギー人が写真を撮ったりピクニックをしている光景は、日本のお花見に通じるものがあると思いました。そういえば桜 を写真に撮るベルギー人は見かけたことがありません。


▲ヨーロッパは今が一番美しい季節

▲ブルーベルの森

ブリュッセルには森がたくさんあります。木々の新緑もきれいですが、この時期はなんといってもブルーベルの花がみどころです。名前の通り青い鈴のような花 ですが、これが森一面に青い絨毯のように咲き乱れます。妖精が出てきても不思議ではない、そんなとても幻想的な景色でした。

夜桜も夜チューリップもありませんが、ライトアップが美しい夜の植物園があります。毎年4月から5月にかけて2週間だけ王宮の中の植物園が公開されるので す。昼間ももちろんですが、夜がまた綺麗と評判です。

「花より団子」をベルギー風に言えば「花よりチョコレート」でしょうか。というわけで次回はチョコレートについてご案内します!

ベルギーでの1年間

ヨーロッパへそ日記【第7話】


▲元同僚に見送られてベルギーへ出発!
(2006年3月10日)

皆様こんにちは。

この3月でベルギーに来てちょうど1年になりました。新しく始まる生活に期待と不安を抱きながら日本を出発した日からこれまで、本当にあっという間でした がその分充実した日々だったのだと思います。誰も知り合いがいなかったこの国で、いろんな人との出会いがあり、多くの人に支えられた1年でした。

また今年度はベルギーを訪問する政府関係者も多く大使館での仕事は忙しかったのですが、それもとても貴重な経験となりました。


▲大使ご夫妻と

ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、5月には麻生外務大臣、そして今年1月には安倍総理がブリュッセルを訪問しました。
「NATO(北大西洋条約機構)本部訪問」と流れていたので、もしかしたらそれがブリュッセルだとは気づかない方もいたかもしれません。NATOの意思決 定機関である北大西洋理事会に、日本の総理大臣が出席、演説をするのは今回が初めてでした。

総理夫妻をグランプラスにご案内しましたが、偶然その場にいた日本人観光客からは「ベルギーで安倍さんに会えるなんて!!」と歓声があがって、お二人とも 気さくに握手や写真撮影に応じていらっしゃいました。


▲誕生日をお祝いしてくれた館員の皆さん

ブリュッセルは大きな街ではありませんが、EU(欧州連合)やWCO(世界税関機構)などの国際機関本部があり、また年間を通して多くの国際会議が開かれ るため、出張者も多く来ます。

夏には中馬元内閣府大臣の訪問があり、私が北野高校出身だと分かると「そうか、後輩かぁ!」と喜んでおられました。子供の頃、通学路に中馬さんのポスター が貼られていたのを思い出しましたが、まさかここでお会いすることになるとは。。。最近では緒方貞子さんにお目にかかる機会がありましたが、そのオーラと いうか人柄に惹きつけられました。

任期は2年間なので、あと1年です。
仕事もベルギー生活もさらに充実したものとなるよう、毎日を大切にこれからも頑張ります!


▲総理との記念写真

カーニバル

ヨーロッパへそ日記【第6話】


▲かわいいジル

▲格子がつけられた窓

▲とても重くて高価なダチョウの帽子

▲オレンジをくれる優しいジル

2月になりカーニバルの季節がやってきました!

ベニスやリオのカーニバルなど、世界にはいろいろなカーニバルがありますが、ここベルギーでもこの時期あちこちでカーニバルが行われています。 中でも一番有名な「バンシュのカーニバル」に行ってきました。2003年にユネスコ無形文化遺産に登録されたカーニバルです。今回はその様子をお伝えしま す。

バンシュはワロン地方エノー州の小さな町ですが、カーニバルの3日間(今年は2月18日~20日)は世界中から人が集まります。
クライマックスは最終日。華やかな衣装を着た「ジル」と呼ばれる道化師たちが、踊りながら、そしてオレンジを投げながらパレードをします。

曇り空の多いベルギーですが、この日はお天気に恵まれました。通りに面した家の窓にはすべて格子がはめられています。投げられるオレンジから守るため! そして沿道の人はみんな袋を持って待ち構えています。獲ったオレンジを入れるため!

15時半、いよいよパレードが始まりました。少年のジルからおじいちゃんのジルまで、いろんなジルのグループが通ります。
太陽とライオンが描かれた服に木靴、そして大きな白い帽子はダチョウの羽からできています。

起源は、16世紀にこの地方を治めていたマリー(スペインのカルロス1世の妹)がスペインのインカ帝国征服を祝うために開いた舞踏会だそう。インカ帝国の 衣装を着た踊り手が金貨をばらまいたといわれますが、今は金貨の代わりにオレンジです。

さあ、オレンジ争奪戦が始まりました。
「こっちに投げてー!」と手を振ったり叫んだり。私は日本人なので目立ったのか、近くまで寄ってきてくれるジルもいて、結局たくさんのオレンジをもらいま した。計47個!
このオレンジ、別名「血のオレンジ」「赤ワイン」と呼ばれるほど真っ赤な実です。
とてもおいしかったです。

町中が甘い香りに包まれるカーニバルでした。


▲はい、どうぞ!

クリスマス&新年

ヨーロッパへそ日記【第5話】
あけましておめでとうございます。
ベルギーでの初めてのクリスマスと年越しを過ごしました。今回はその様子をご紹介します。


▲グランプラスのツリー

▲サブロン広場のイルミネーション

▲家族で過ごすクリスマス

▲Joyeux Noel et Bonne Annee!

☆NOEL☆
フランス語でクリスマスはノエルといいます。「メリークリスマス!」は「Joyeux Noel!(ジョワイユーノエル)」です。前回、聖ニコラのお話をしましたが、そのお祭りが終わった後、予想通り今度は街中にペール・ド・ノエル(サンタ クロース)が出てきました。イルミネーションが日に日に増えて、一年で一番輝く時期です。
12月1日、ブリュッセルのグランプラスには大きなツリーが飾られ、クリスマスマーケットの屋台もたくさん並びました。アイススケートリンクも設けられま す。

ヨーロッパのクリスマスは一年で一番大きな行事。ちょうど日本のお正月のように家族で過ごすものです。私は知り合いの家族に招かれてクリスマスを体験しま した。イヴに家族が集まってきます。ツリーの下にそれぞれが用意したプレゼントを置いてディナーがスタート。伝統的な料理はフォアグラに七面鳥。 プレゼントは12時まで待つのかと思っていましたが、食事の合間合間に誰かが声をかけて少しずつ開けていきます。食べ終わる頃には皆プレゼントをもらって 嬉しそうでした。このあと夜中のミサに行く家族もあります。25日は皆静かに過ごすようです。

☆Bonne Annee!☆
「新年おめでとう」はフランス語で「ボナネ!」。日本だとクリスマスが終わると次はすぐお正月の準備ですが、こちらではずっとクリスマスツリーやイルミ ネーションが飾られたまま新年を迎えます。

ヨーロッパの年越しはちょうど日本のクリスマスのよう。友人達とパーティーをしたりカウントダウンイベントに行って盛り上がります。
年が明けたら皆「ボナネ!」と言ってまわりの人々とキスをして新年を祝っていました。

1日は休日ですが、2日から通常業務の会社やお店も多いです。そしていよいよ冬のバーゲンが解禁になり、通りはショッピングをする人々でいっぱいです。

皆さんはどんなクリスマス・お正月を過ごされたでしょうか。2007年が素敵な年となりますように。。。

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