ヨーロッパへそ日記【第11話】
▲ナイアガラ。この船に乗っていざ滝壺へ! |
▲広大な国立公園の眺め |
▲トロント |
▲ボストンの夜景 |
▲アメリカで同級生と再会! |
ヨーロッパはもちろん好きですが、まとまったお休みがあると違う文化圏に行きたくなります。去年の夏休みはニューヨークとカナダのオタワ・モントリオール に行きましたが、今年もまたアメリカ大陸へと飛びました。今回はトロントとボストンです。
ヨーロッパからアメリカ大陸の東海岸側へは大西洋を越えて6~7時間のフライトです。日本から行くよりは近いですね。9月上旬ベルギーはもうかなり寒い日 が続いていたので、カナダに着いてその暑さに驚きました。とはいっても27度ぐらいで日本の暑さに比べればこれも随分涼しいはずですが、ベルギーの気候に 慣れていると「なんて夏らしいんだ!」と嬉しくなりました。
ベルギーには高い建物はないので、久々に大都会の高層ビル群を見て感激!上ばかり見すぎて首が痛くなりましたが。。。
カナダでは有名なナイアガラの滝と、広さが東京都の7倍もあるアルゴンキン国立公園にも足を延ばし大自然も満喫しました。カナダの象徴、メープル(楓)の 葉が赤く染まり始めて綺麗でした。
ボストンに行った最大の目的は高校時代の親友に会うことです。初瀬さんは現在タフツ大学院に留学中。高校1年生でクラスメイトになって以来もう13年の付 き合いです。年月が経って、お互い外国で住んで、久しぶりの再会でも、まるで高校時代に大阪の梅田で会っているような感覚になります。
同じくこの夏からハーバードビジネススクールに留学している同級生にも会うことができ、頑張っている姿に刺激を受けました。
アメリカは街中の至る所に国旗が掲揚されているのがとても印象的でしたが、ベルギーも最近国旗が目立ちます。というのもベルギーは内政が混乱していて、次 期首相も3ヶ月間決まらないまま、北(オランダ語圏)と南(フランス語圏)の分裂まで叫ばれている状況なのです。ベルギーの存続を願う人たちが家の窓に旗 を掲げ始めました。
アメリカやカナダに比べたらとても小さな国土のベルギーですが、歴史も文化も政治も濃くて複雑だと、旅から戻って改めて思いました。