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06月20日 2015年度・六稜同窓会142周年総会のご報告

 平成27年10月25日、晴天にも恵まれ、六稜同総会142周年総会が母校北野高校の多目的ホールにおいて盛大に行われました。今年度の幹事は96期が担当させていただきました。我々96期の在学中は、現在は神戸空港につながるポートアイランドにおいて神戸ポートアイランド博覧会が開催され、また東京ディズニーランドの開園がありました。我々の世代は後にバブル世代といわれた年代でもありました。そんな96期が110名以上集まり、受付、誘導、会場設営、警備などの様々な役割を分担し、同窓会総会の運営のお手伝いをさせていただきました。

[第一部 総会]
 午後1時、徳岡浩二総務委員長(92期)の開会の辞のあと、恒例の在校生オーケストラ部による演奏がありました。校歌「六稜の星のしるしを」に続き、映画「もののけ姫」より「アシタカせっ記」、ヨハンシュトラウス「ラデツキー行進曲」が演奏され、華やかに総会の幕が上がりました。
 演奏の後、上田成之助同窓会会長(80期)からご挨拶がありました。その中で上田会長は、同窓会の厳しい財政状況を説明され、六稜会報への協賛広告、会員からの任意の寄付金の受付を始めたことを紹介されました。また同窓会費は六稜会館の維持運営、在校生への助成金、国際交流活動支援などにも使われるため、更なる会費納入向上にも言及されました。また北野の校是である「文武両道」の武の部分である一部の運動部が廃部・休部の危機にあることにも触れられました。
 次に、六稜同窓会名誉会長である向畦地昭雄北野高校校長先生よりご祝辞をいただきました。向畦地校長先生は、平成27年4月より母校の校長として赴任され、現在の普通科、文理学科の募集が来年度より文理学科のみの募集になること、また昨年度から文部科学省よりスーパー・グローバル・ハイスクールの指定を受け、多彩な取り組みがなされていることを紹介され、特に英語教育においては、英語をツールとして使えるようになるためにネイティブ・スピーカーであるスーパー・イングリッシュ・ティーチャーによる授業が行われているということを紹介されました。また部活動においても近畿大会、全国大会に在校生が出場し活躍していることを紹介されました。
 続いて、役員・常任理事の紹介の後、笹川忠士事務局長(74期)より、同窓会の活動について報告がなされました。その中で、会長の挨拶にもありました同窓会の財政状況について会報65号への広告、任意の寄付があったことを報告され、また同窓会行事に年間延べ1500人の参加があったこと、教育環境の整備や国際交流、クラブ活動など母校への支援を行っていることを報告されました。また8年後の150周年に向けての検討を始めていることや、インターネットで商品を購入される際には六稜WEBを介してamazonから購入すると手数料が六稜同窓会へ寄付されることも紹介されました。
 引き続き、恒例である幹事期96期による卓話が行われました。今年の卓話者は現在近畿大学文芸学部准教授である小森健太朗さんです。小森さんは北野高校在学中の16歳で江戸川乱歩賞の最終候補にノミネートされ、この記録は今なお最年少記録として残っているそうです。高校卒業後は東京大学文学部哲学科を卒業、これまで多くの執筆、論評をされています。
 当日の卓話は「高校時代の江戸川乱歩賞候補ノミネートと、ミステリ研究の最前線について」と題して行われました。高校時代の思い出として、高校の売店で原稿用紙を大量に購入したところ小説でも書くのかと驚かれたこと、また高校の文芸部を舞台にした自身の小説が北野高校の文芸部がモデルであること、在学中は体育で困ったこと、小峰元氏の小説の中に小森さんが取り上げられていること、ノミネートされた小説は高校1年生の冬休みの2週間で書き上げたこと、黒岩涙香が翻案した「幽霊塔」の原作を突き止めたこと、北野高校の図書室が自身の小説家としての原点であることなどを楽しくお話しされました。
 卓話終了後には、同期の吉田晶子さんから花束の贈呈があり、第一部総会は終了しました。

[第二部 懇親会及び127期歓迎会]
 第一部の総会の後は、場所を六稜会館に移して懇親会及び127期の歓迎会が盛大に行われました。司会を担当してくれたのは秋田和孝さんと中谷みさこさんです。
 まずは当日出席者の最高齢者である50期の阿部源三郎さんから乾杯のご発声をいただきました。阿部さんは司会者よりも元気かつハリのあるお声で、高らかに乾杯のご発声をされました。しばしの歓談の後、新たに六稜同窓会に加わった127期の紹介が行われました。この日は2人が登壇され、新たに同窓会員となられた気持ちを語られました。
 その後、アトラクションとして「クイズ 96期生 約100人に聞きました」が行なわれました。景品はホテル食事券、金箔入り清酒・梅酒セット、六稜グッズなどです。
 1問目は「あなたにとってバブル時代を象徴するものは?」の第3位(答え、株)、2問目は「あなたにとって北野高校の思い出と言えば?」の第5位(答え、先生)、3問目は「あなたにとって北野高校出身の有名人と言えば?」の第2位(答え、橋下徹氏)をそれぞれ答えるものでした。
 あと特別賞として、前同窓会会長である山本雅弘さん(71期)より、森繁久彌さんがテレビ対談された番組「森繁對談」のDVDを提供していただきました。山本さんとジャンケンをするなど参加者の方々も大いに盛り上がり、楽しんでいただけたものと思います。
 その後、次回同窓会総会の当番幹事期である97期の斎藤晴雄さんから来年の同窓会総会の抱負が述べられました。97期は毎年100人規模での同期会をされており、次回は我々よりもさらにすばらしい同窓会総会にしていただけるものと楽しみにしております。
 懇親会も大詰めを迎え、高木和祟さんの指揮、吉田晶子さんのピアノ伴奏により参加者全員で校歌を斉唱したあと、司会を務めた秋田和孝さんによりエールが行われました。
 最後に、野村正朗同窓会副会長(82期)より閉会のご挨拶をいただき、先輩のありがたみ、伝統の中にも多くの同窓会員が集まる、楽しい同窓会にしていこうと話され、三本締めで懇親会を締められました。
 今回、この歴史と伝統のある六稜同窓会総会の運営を手伝わせていただきましたことは大変光栄なことであるとともに、長い年月を経て再び同期が結束し、一つのことを成し遂げる機会を与えてくださったことに感謝申し上げます。また、お世話になりました事務局の方々にも深くお礼申し上げます。至らなかった点も数多くあったと思いますが、お許しいただければと存じます。最後になりましたが、六稜同窓会142周年総会にご参加いただき、私共とともに総会を盛り上げてくださいました皆様に心よりお礼を申し上げて、同窓会総会の報告とさせていただきます。

<96期 高橋 務>

12月17日 2014年度 六稜同窓会141周年総会のご報告

 2014年10月26日(日)、秋晴れの日和に恵まれ、六稜同窓会141周年の総会が母校の多目的ホールにおいて盛大に開催されました。昨年は140周年記念ということで中之島の中央公会堂で開催されましたので、ホームグラウンドとも言える母校に戻っての同窓会総会の開催は2年ぶりということになります。
 今年の幹事は95期生が担当させていただきました。私たち95期生は、伝統ある北野高校の歴史の中でも、空前にして絶後、受験者が募集定員に満たない、所謂「定員割れ」として、当時はちょっとした話題になったものでした。その95期の同期が約90名集まり、受付や誘導、会場設営など、様々な役割を分担して運営のお手伝いをさせていただきました。

【第一部 総会】
 午後1時、徳岡総務委員長の開会の辞の後に、恒例により在校生吹奏楽部の演奏が行われました。校歌「六稜の星のしるしを」に続き、「ド演歌エクスプレス」と題して、「兄弟仁義」、「津軽海峡冬景色」など、昭和を彩る懐メロメドレーが、そして最後はヨハンシュトラウスの「ラデッキー行進曲」が演奏され、華やかに総会のオープニングを飾りました。
 演奏の後、上田成之助同窓会会長からのご挨拶がありました。その中で上田会長は、昨年の140周年記念総会を経て、今回は150周年に向けての第一歩であると位置づけた上で、厳しい財政状況の中、同窓会運営の更なる効率化に取り組んでいることを紹介されるとともに、この春からはクラブOBOG委員会を立ち上げ、グラブに在籍した方の縦糸横糸のネットワークを活用し、同窓会活動をさらに盛り上げていく取組みを始めたことを紹介されました。
 次に、六稜同窓会名誉会長である原田恵子北野高等学校校長から、ご祝辞をいただきました。その中で原田校長は、本校が今年、文部科学省からスーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)の指定を受けたことを紹介されました。そのSGHの取組みの中の課題発表において、本校生徒は、スーパーバルーン(風船)による高度3万メートルからの写真撮影に取組んでいたそうなのですが、その熱心さのあまり、校長先生としては、時にハラハラすることもあったそうです。こうしたエピソードも含め、生徒の皆さんが、今も本校の歴史と伝統を受け継いで、頑張っている様をお話いただきました。
 続いて、74期の笹川忠士事務局長より、この1年の同窓会の活動について報告が行われました。その中で笹川事務局長は、同窓会の厳しい財政状況の改善を図るべく、六稜会館の休館日を増やしたことや、館内照明のLED化等の取組みについて紹介されました。また、会館催事委員会によるトークリレー、広報委員会による会報作成、クラブOBOG委員会の発足、FR委員会による大学生就活支援活動、また、陸上、水泳、囲碁などの学校の部活動に対する激励金の贈呈など、活発な活動を行っている同窓会の現状についての報告も行われました。なお、本報告に対する質問等はありませんでした。
 総会の締めくくりは、恒例の、幹事期である95期同期生による卓話です。今年の卓話を担当しましたのは、大阪で高島クリニックを開業しておられる高島正広さんです。高島さんは、高校時代はテニス部で活躍され、現在、大阪府観光局の医療ツーリズム研究機関の代表として、各国との医療交流を推進しており、また、11月1日より、パスツール研究所の臨床免疫治療研究センター室長に就任されます。当日の卓話は「生き生き人生 ピンピンコロン」と題して、高齢化社会における予防医学の重要性を分かり易く説明してくれました。健康で豊かな老後を迎えるためにも、また、増え続ける医療費を抑制していくという観点からも、予防医学は極めて重要であり、そのためのアンチエイジング・抗加齢という概念を、具体的な例や数字などを示しながら話を進めてくれました。この総会出席者の皆さん方も、非常に興味をそそられたご様子で、この後も高島さんの周りには、常に人垣ができていました。
 卓話終了後は、95期の朝田さんからの花束贈呈があり、いつもは冷静な医師である高島ドクターも、照れることしきりでした。
 以上午後2時40分に、第一部総会は滞りなく終了しました。

【第二部 懇親会】
 第一部の総会の後は、場所を六稜会館に移し、雰囲気もガラッと変わって、皆様お楽しみの懇親会が、合計約200名の方の出席を得て、午後3時過ぎから盛大に開催されました。
 司会を担当してくれましたのは95期の池田貴彦さんと藤井武嗣さんのお二人です。二人ともこの日のために、皆さん方に少しでも喜んでもらおうと、様々な企画を考えてきました。
 懇親会の皮切りは、本日出席者の中の最高齢者、95歳の阿部源三郎さん(50期)の乾杯でした。阿部さんは乾杯のご挨拶の中で、こうして毎年最高齢で出席できることの喜びを謝するとともに、この会に出席し続けることが、こうして元気でいられることの秘訣であると、いつもながらのハリのある声で、高らかに乾杯のご発声をいただきました。
 しばらくの歓談の後、午後3時40分頃には、今年新たに六稜同窓会に加わったメンバーの紹介が行われました。この3月に卒業したのは126期生320名ということだそうですが、この中から、この日は7名が参加してくれました。慣れないこの場の雰囲気に呑まれながらも、それぞれ一人ひとりが思いを述べてくれました。若い力でこれからの六稜同窓会を盛り上げていってもらいたいものです。大いに期待しましょう。
 さて、この後は皆様お楽しみの抽選会の時間です。司会の二人が様々な趣向を凝らしてくれました。特に圧巻だったのは、賞品のプレゼンターとして、「タンバリンズ」の3人組が登場したことです。もちろん、彼女たちは95期の同期生の有志(徂徠千代子さん、朝田由佳さん、萩森由佳さん)です。抽選会のスタートに先立ち、この3人により、加齢な、いや、華麗なタンバリンさばきの「舞」が披露されました。皆この日のために、指に「タンバリンだこ」ができるくらい練習を重ねてきましたが、その甲斐もあって息はピッタリ、最後のドヤ顔までがキマッてました。また、彼女たちが心を込めて渡してくれる賞品も、意外性のある(つまり、自分のお金なら、まず買わないだろうと思われる)各種ギフト券でした。一例を言えば、「あの日に帰りたい賞」として「エステのギフト券」や、「第二の人生を新天地で賞」として、「月の土地権利書」など様々。度肝を抜くプレゼンターから、次々に披露される奇抜な賞品に、参加者の方々も、大いに盛り上がり、楽しんでいただけたことと思います。
 抽選会で盛り上がった後は、来年度の同窓会を仕切っていただく96期の皆さんの紹介を行い、来年に向けた熱い思いと抱負を述べてもらいました。今年もうすでに12名の方が参加されているということで、われわれ95期を凌ぐ、素晴らしい同窓会にしていただけることと楽しみにしております。
 懇親会も大詰めを迎え、90期の応援団の増田昭雄さんのエールに合わせて、校歌を斉唱しました。来賓の皆様、大先輩の皆様も立ち上がって、参加者全員で声を合わせ、宴の締めを飾る大合唱となりました。
 最後は、六稜同窓会野村正朗副会長(82期)からご挨拶を頂戴しました。野村副会長は、この141周年総会・懇親会が盛会のうちに終了できたことに対して出席者各位に感謝の意を述べるとともに、次回142周年もこの場の皆さんが、またこの場に集うことができるよう会場に向けて力強く呼びかけられて、午後4時20分に、懇親会はお開きとなりました。
 歴史と伝統のある本校におきまして、同窓会総会の運営を担当するというのはある意味気を遣う、骨の折れることであることは否めません。しかし、私たちは本校の卒業生であることに誇りを持っていますし、また、本校の卒業生でよかった、と思うことを、幾つも経験してきました。
 その母校に対して50歳を迎えた節目の年、社会の中核として公私に亘り最も活躍している、そんな年に同窓会総会の運営を手伝わせていただけるというのは光栄なことであり、改めて同期の結束を固めることができたことに、今は感謝しています。
 今後も、歴史と伝統の重さを踏まえながらも、変えるべきものは変えていく、守るべきものは大切に守っていく、そうした勇気と気概を持ちながら、先輩方から渡されたバトンを確実に後輩に引き継いでいくことを心掛けたいと思っています。
 最後に、至らないわれわれを見て、内心ハラハラしていたのではないかと思われる、六稜同窓会事務局の皆様方に心からのお礼を申し上げて、六稜同窓会141周年総会のご報告とさせていただきます。

<95期 松本 幸久>
                 

12月11日 2013年度 母校創立140周年記念式典のご報告

母校創立140周年記念式典のご報告

今年の六稜同窓会総会は、創立140周年記念総会として11月2日
土曜日大阪市中央公会堂にて行われました。

好天のもと、約500名が参加されました。開演前には、重要文化財
でもある荘厳でノスタルジックな会場内を写真撮影をされる方も
見られました。

第1部総会は、1階大集会室にて行われました。現役オーケストラ部
による久石譲作品の演奏が、会場のバロック風の内装とあいまって、
参加者を優雅に迎え入れました。
記念講演は、大阪ガス株式会社 代表取締役 尾崎裕さん(80期)
を招き、大阪人気質と本校の伝統的精神が、自社の企業マインドに
つながっているとのお話を頂きました。
第2部は、3階の中集会室にて行われました。西水佳代さん(94期)
のピアノ演奏で参加者の気分も和やかになり、乾杯、歓談を経て、
交流の場が盛り上がっていきました。校歌斉唱での大合唱で大盛り
上がりのうちに終了しました。

詳細は六稜会報第62号(平成26年3月発行予定)にてお伝えします。

<担当幹事期 94期>

08月29日 2012年度 六稜同窓会139周年総会のご報告

2012年度 六稜同窓会139周年総会のご報告

2012年10月28日(日)、良いお天気に恵まれますように…との願いは叶わず、
小雨模様で始まった六稜同窓会139周年総会が、北野高校多目的ホールで開催
されました。総会出席者は、50期から124期までの225名。幹事学年の93期は
「ホスピタリティ」を合い言葉に、総勢94名で総会の運営をさせていただき
ました。

【第1 部 総会】
 多目的ホールで同窓生を迎えるのは、現役のオーケストラ部(38名)による
モーツァルトです。 司会の徳岡浩二総務委員長(92期)より開会の辞が述べ
られ、再びオーケストラ部による演奏が会場を穏やかに包み込んでいきます。
 山本雅弘同窓会会長(71期)から、会館催事委員会のアーカイブ部会による
展示企画「六稜の文化勲章受章者」のパネル展示(先輩5 名の北野高校時代の
写真と受賞内容など)についてのご紹介と、2013年1 月に各クラブのOB・OG
の情報交換の場を設けることなど、“よってたかって状態”でみんなが集う場
として、楽しく意義のある場にしていくことが同窓会のテーマであるとのお話
がありました。
 次に、六稜同窓会名誉会長の楠野宣孝校長からご祝辞をいただくとともに、
2011 年度より始まった「科学の甲子園」で、北野高校の成績が全国48校中
総合9 位(筆記競技は2 位)だったこと、2012 年大阪府大会2 連覇を達成し、
2013年3 月末に行われる全国大会に出場するという現役生の活躍ぶりをご紹介
いただきました。
  続いて、笹川忠士事務局長(74期)から同窓会の活動が紹介されるとともに、
2011年に96歳でお亡くなりになった書道の阿部醒石(本名・俊一)先生墨蹟碑の
除幕式が、11月3 日に行われる旨、報告されました。
 総会の大詰めは、広告クリエイティブディレクター/コピーライターの小霜
和也さん(93期)による卓話「あなたを無意識に動かすもの」です。小霜さんは、
ただ商品を売るのではなく、それを生活文化にまで高めようというセオリーで
広告を制作されており、彼が手がけた広告から「ご当地グルメ」、「B 級グルメ」
という文化が生まれています。これまで培ってきた広告の世界を土台に、心理学
や人の本能といったものに踏み込みながら、「ストレスのない人生を送るために」
といったテーマで展開するお話に、会場のみなさんもおおいに興味を持って楽し
んでおられました。

【第2 部 懇親会】
 六稜会館3 階ホールに場所を移動して行われた懇親会及び124期歓迎会は、238名
の参加となりました。司会は、93期の赤坂尚子さん(元・剣道部)と高田義弘さん
(元・野球部)。本日最高齢(93歳)・阿部源三郎さん(50期)は、総会3 日前の
園遊会で、天皇皇后両陛下、秋篠宮紀子さまからお言葉をかけていただいたという
エピソードをユーモアたっぷりにご披露くださり、パワーあふれるご発声で、一同、
気持ちよく乾杯させていただきました。
  阿部先輩に触発された、124期の吉田覚さん(元・サッカー部)の挨拶は、初々
しさが好評で、同窓会活動への期待も高まります。若くしては老人と交わり、老い
ては青年と交わるという「忘年の交」が、ここ六稜同窓会では実践されています。
 前回の懇親会で、参加者に配る記念品費用を東日本大震災へのお見舞金としたこと
を引き継ぎ、今回も「六稜同窓会139周年総会一同」として、お見舞金5 万円を、93
期の学年理事・清重剛男さんから山本会長に託しました。ここで突然、山本会長から
お呼びがかかったのが、会長と同姓同名の124期・山本将弘さん( 1 字違い)です。
いずれは同窓会会長に…との抜擢に会場一同、大いに湧きました。 続くお楽しみ
抽選会で見事1 等を引き当てられたのは、同窓会初参加という山本隆造さん( 63 期)
で、戦時中、府立北野中学校において空襲の犠牲になられた62期の故・中島先輩がい
らした防空壕を見た生き証人であるとおっしゃっていました。
 次期幹事を代表して西畑宏昭さん(94期)から、次回の140周年記念総会に向けての
意気込みが語られたあと、恒例のエールは93期応援部の中村雅一さん、校歌のピアノ
伴奏をオーケストラ部の山田良江さん、コーラス部の田中慎一郎さんが指揮をとって、
エールと校歌の1 番、2 番、5 番を来賓、大先輩の皆様も立ち上がって、参加者全員
での熱唱となりました。
 「次回の記念大会での再会を期して、1 年間ストレスなく過ごしましょう」と上田
成之助同窓会副会長(80期)が閉会の辞を述べられ、万歳三唱もあざやかに無事お開
きとなりました。
         ◆◆◆
 戦時中に使用され、銃弾が当たってへこんだヘルメットを永い間見つめていらした
先輩から、戦友や戦争のことなどいろいろ教えていただいた会館地下ギャラリーの警備
担当者の話を聴き、また、六稜会館の1 階サロンに展示された「六稜の文化勲章受章者」
を拝見するなど、母校の偉大さ、先輩方から引き継いだことを後輩たちに引き継いで
いくことの大切さを、改めて感じました。

(93期 桐野尚子)

つづいて開催された小霜和也氏(93期)の卓話「あなたを無意識に動かすもの」につい
ては六稜会報第60号P.5-6をご参照ください。
 
(六稜同窓会 総務委員会)

10月30日 2011年度 六稜同窓会138周年総会のご報告

2011年10月30日(日曜日)、時折、小雨が降ったりやんだりのあいにくの空模様の下、母校の多目的ホールで、「六稜同窓会138周年総会」が開催され、284名の同窓生が参加しました。今年、当番として幹事を務める92期は同期生の3割近い人数の129名が参加し、受付や案内、警備、記録、医療などの役割を分担しました。

【第1部 総会】
午後1時、司会の富田昌宏総務委員長(78期)の紹介を受けて、そろいの紺色のTシャツに身を包んだ在校生・吹奏楽部の演奏で総会は幕を開けました。1曲目は楽しく軽やかな「ユーロビート・ディズニーメドレー」、2曲目は顧問の佐々木信明先生の指揮による「マゼランの未知なる大陸への挑戦」です。勇壮なメロディが会場を包みました。
冒頭のご挨拶で山本雅弘会長(71期)は「本校は他校に比べ、同窓会活動が非常に活発です。“よってたかって状態を作る”という方針のもと、さらに組織を充実させようということで、従来は月、水、金に開いていた事務局を今年4月からは、月曜日から金曜日までの毎日オープンにしました。また、学年理事にはいずれかの委員会に所属してもらうようにして、みんなの力で、大きな形になるように運営しています。実生活とは少し離れたところで、これからの人生の糧になるような同窓会活動を目指しています。また、在校生の支援も大きな柱であり、これからも在校生が文武両道に長けた活躍ができるように、FR(フレッシュ六稜)委員会などを通じて支えて行きたいと考えています」と話されました。
また、名誉会長の楠野宣孝校長は「本年4月に着任しましたが、府立高校のリーダーとして『伝統と実力を誇る北野高校』を実感しています。最近も、陸上部の女子生徒が国体に出場して100メートルハードルで全国9位に入ったほか、『科学の甲子園』大阪府予選で優勝し、来年3月の全国大会出場を決めるなど、文武両道を実践しています。同窓会におかれましても、在校生への励まし、ご支援をお願いします」と祝辞を述べられました。
笹川忠士事務局長(74期)からは同窓会の最近の活動が紹介され、トークリレーの実施状況や、東日本大震災の募金を行い127万1000円を寄付したこと、手塚治虫さんの同期の林久男さん(59期)から、手塚さんと一緒に制作された自筆の本10冊を寄贈して頂き、会館地下ギャラリーで展示していることなどが報告されました。
会場から「同窓会費を5年間、納めていない人には会報を送らないようにしたそうだが、そうすると亡くなった時に連絡が来ないのではないか?」との意見が出され、事務局長から「この方針は昨年6月の理事会で決めたが、その結果、会費の増収に結びつきました。ただ、反対のご意見もあるので、理事会で検討を続けてまいります」との答えがありました。
続いての卓話は、幹事当番年度の92期から東京大学法学部教授の石川健治さんの登場です。「現代憲法学の鬼才」とも呼ばれ、著作の難解さや授業時間の長さでも知られる新進気鋭の憲法学者です。
石川さんはまず、高校時代の思い出話で会場の笑いをとります。子どもの頃、お父さんのお勤めの関係で転校を繰り返したため、「人生は旅である」を実感してきたとのこと。旅と言えば「舟」。そこで「舟のメタファー」というテーマで話したい、ということで本題に入ります。「ガバナンス」の語源はラテン語の「gubernare」。「舟を操る」という意味だそうです。つまり、テーマは政治、政府のお話です。
「日本の政治はなぜ短命政権が続くのか?それは憲法の構造がそうなっているからである。」現実の政治状況と、憲法に込められた政治観念との関係について、時折、黒板にキーワードを記しながら、話が展開していきます。結構、難解な話ではあるのですが、やわらかい語り口で会場を引きつけて、あっと言う間の1時間でした。
同窓会総会でこのテーマで話すことを決めてから、「予行演習」として大学で講義してみたら、3カ月かかったとのこと。それを1時間にまとめるのに結構、苦労されたようでした。
講演終了後、今回92期の大量動員を成し遂げた、最大の功労者・新田周子さんから石川さんに花束が贈られ、会場は大きな拍手に包まれました。
ところで、石川さんは高校の「政治・経済」の教科書(三省堂)も執筆しているのですが、残念ながら、その教科書は北野高校では使われていません。そんな話もしたかったそうですが、「時間が足らなくて・・」と残念がっていました。

【第2部 懇親会】
総会に続き、午後3時過ぎからは六稜会館3階のホールで「138周年懇親会及び123期歓迎会」が開かれ、300名が参加しました。司会は92期の永田真悟さんと西良里香さん。永田さんは首に大きな蝶ネクタイをつけての登場です。
参加者中の最高齢者、93歳の谷本義雄さん(49期)のお元気な「乾杯!」のご発声で、懇親会は和やかに始まりました。
さて、しばし歓談後、ある録音テープが会場に流されました。当番幹事の92期が高校2年生の時、田中和之君らが呼びかけ、毎日放送ラジオの「ヤングタウン」(通称ヤンタン)にみんなでリクエスト葉書を出し、なんと北野高校校歌が並みいる歌謡曲を蹴落として見事1位になり、実際にオンエアされました。その時の放送の録音テープが最近になって見つかったのです。懐かしい思い出とともに、高校生の頃のイタズラ心と遊び心を呼び醒まされる思いでした。
続いて、2011年3月卒業の新しい同窓会会員の123期の18人が壇上に。代表して笹倉康平さんが「楽しいパーティにしたいので、よろしくお願いします」と挨拶しました。
さていよいよ、恒例の福引抽選会です。今年の1等は「ハワイ旅行・・・の足しにして頂く商品券2万円」ということで、なんと同窓会総務委員長の富田昌宏さん(78期)に当たりました。2等以下も様々な年代の皆様に当たり、会場は大いに盛り上がりました。
なお、今年は参加者全員への記念品の配布を取りやめ、その相当額の5万円を東日本大震災の義援金として寄付することとし、会場の拍手でご了承を頂きました。
次回幹事は93期の皆さんです。高田義弘さんら23名が壇上にあがり、「今年の幹事の92期の動員力に負けずに、来年は今年以上に素晴らしい同窓会にします。乞うご期待下さい」と力強く決意を語りました。
最後に応援団OBの矢野茂樹さん(92期)の指揮で、校歌の1、2、5番を皆で斉唱。力強い掛け声と歌声が会場に響き渡りました。そして、上田成之助副会長(80期)の「また来年の10月にお会いできることを楽しみに」との閉会の辞に続き、「フレー!フレー!北野!」の2本締めで、懇親会は終了しました。

(92期 安田卓生)

07月08日 2010年度 六稜同窓会137周年総会のご報告

備前輝彦 (91期)

六稜同窓会137周年総会が10月31日(日)、北野高校多目的ホールにて開催されました。台風14号の直撃はまぬがれましたが、不安定な大気のため雨は本降りに変わります。濡れた警備のスタッフジャンパーの碧が深くなるころ、ホール玄関で12時より受け付け・グッズ販売が始まりました。悪天候にもかかわらず49期から今年会員となった122期まで出席者は247名となりました。今年度は91期(昭和54年卒)が当番期として84名が参加し、受付、設営、警備、案内、司会、記録・写真、救護などにあたりました。 この投稿の続きを読む »