【第186回】6月「仮想通貨から冥銭まで ~~貨幣の不思議とブロックチェーンの謎~~」

6月21日開催予定

 

岡田仁志さん@96期(国立情報学研究所准教授)

1965年大阪府生まれ。大阪府立北野高校卒業。
東京大学法学部第一類(私法コース)、第二類(公法コース)卒業。
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程修了。
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程中退。博士(国際公共政策)。
大阪大学大学院国際公共政策研究科個人金融サービス寄附講座助手を経て、2000年から国立情報学研究所助教授。
2007年より現職。総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻准教授(併任)。
総務省情報通信政策研究所特別上級研究員(兼任)。
専門は電子商取引や電子マネーなどのITサービスに対する消費者の受容行動と公共政策。
主たる著書に、『仮想通貨』(共著、東洋経済新報社)、『電子マネーがわかる』(日本経済新聞出版社)など。近著に『決定版 ビットコイン&ブロックチェーン』(東洋経済新報社)
 
略歴
https://store.toyokeizai.net/books/9784492681435/#detail_comment2

研究内容
http://researchmap.jp/hokada/

 

≪講演内容≫

ビットコインはサトシナカモトという謎の人物が発明した、インターネットを流れる仮想のお金です。どこかの国の中央銀行が発行しているわけでもないのに、あたかも通貨のような顔をして世界中を巡っています。とても奇怪な現象のようにも見えますが、古代の日本では輸入銭が貨幣として流通した時代もありました。いったい、貨幣というものはどうやって成立するのでしょうか。謎を解くためのキーワードは、化体(けたい)という名の社会契約です。果たして、仮想通貨に使われているブロックチェーンという技術は、どうやって貨幣らしさを表現しているのでしょうか。最新の技術を解明するとともに、台湾の道教寺院の冥銭や、古代ウル第三王朝のジッグラトなど、世界の地理と歴史に学びながら、仮想通貨の謎に迫ります。

 

参考文献:岡田仁志(著)『決定版 ビットコイン&ブロックチェーン』(東洋経済新報社刊)