午後の紅茶はダージリン~杏の英国修行日記【第27話】

2009年10月18日


マーケット


▲毎週火曜日に開催されるマーケットの様子。晴れた日は屋外で

世の中には色々な「秋」がある、とは、よく言われることですよね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋などなど。でもこれって、どうして秋なんでしょう? 「秋の夜長」と何か関係あるのかな。でもそれなら、スポーツは、暗くて夜はできませんよね。ま、まさか屋内競技限定なのか?それに、食欲って、夜は食べ ちゃだめじゃん。夜9時以降はだめって、ダイエットの基本じゃん。
などと、つらつら考えつつ、今回のお題は「食欲」のマーケットです。


▲雨の日は屋内で
これは野菜と果物のマーケット

毎週火曜日は、学校に、市がたちます。私達はそのまま「Market」と呼んでいるのですが、正式には「Fruit & Veg」というのだとか。おそらく最初は、野菜と果物のマーケットのみだったのでしょうね。
しかし現在は、中国・韓国・日本の商品を売っている中国マーケットや、個人経営らしきパン屋さんやチーズ屋さんも並んで、それぞれ、なかなかの人気を博し ています。
野菜と果物のマーケットは、新鮮さが売りです。値段もスーパーと大差ないので、「持って帰るのが楽」というのも、学生たちには大きなメリットのようです (注:スーパーは、大学から坂を下ったところにあり、徒歩10分ほどかかります)。また、閉店前に値段が下がることもあるので、私は、午後3時以降を狙っ ていきます。お目当てのものが売り切れていた、ということもあるのですが・・・
そこは、ハイリスク&ハイリターンの原則、ですよね。


▲中国マーケットの様子
品揃えは、中国製品が圧倒的に多いです

中国マーケットは、やはりアジア圏、特に中国人の生徒が、客の大半を占めます。調味料やお米、冷凍食品、インスタントラーメン(出前一丁もあります)、お 菓子などが並びます。ほとんどのものが中国製品ですが、韓国製品、日本製品もちらほら。タイのお米も売っています。
私はここで、韓国の生麺インスタントうどんを時々買っています。やはり恋しくなるのは、母の手料理と、うどんのだしの味なのです。