午後の紅茶はダージリン~杏の英国修行日記【第3話】

2007年1月23日


霧のロンドン

濃霧
ブリストル大聖堂

部屋の窓から。この、もやもやぁっとしてる白いものは霧です。日本に居た時も山にかなり近い所に住んでいたので、霧は濃かったといえば濃かったんです が……やっぱり霧にむせぶ冬のロンドンは違います。こちらは本場です。本っ当に、真剣に、前が見えません。まあ、そこまで濃いのは朝早い時間帯だけなん で、あんまり私には支障きたさないんですが……運転してる人は絶対怖いはず。歩行者見えないと思います。

これが朝9時くらいの光景で、朝6時なんぞは白いうえに暗い(どっちだ)。まあ要は、視界は最高潮に最悪です。比較写真として、通常の状態(と言っても、 うっすら雪らしきものが積もった朝の写真ですが)も載せておきます。写真の角度は少し違いますが、まあ似たようなもん(笑)普段は、これだけクリアーなん です。でもまあ、霧は霧で良いものがありますよ。窓の外が霧で真っ白だと、何となくはしゃいでしまうと言うか「えっうっうわっ」と奇声をあげてみたくなり ます……実際あげてますが(笑)

街中ではLet it snow, let it snow, let it snow….と歌われていたものの、結局ホワイト・クリスマスならず。一月に入った今でも、雪は降ってない……と思います(元旦を挟んで、一週間ほど旅行 していたため。また書かせていただきます)。今年は降らないのかな、ってことは寒くならないのかな……なんて淡い期待だか幻想だかは、きっとすぐに崩れ落 ちると思いますが。末端冷え性としては、この気候はありがたいです。まだ霜焼けにかかってません。……でもこういう毎年かかるものって、来なければ来ない で不安になってくるものです(笑)

蜘蛛の巣

あまりにくっきりと見えるもので、最初おもちゃだと思いました(笑)霧が現れて以来、大学のあちこちでこのようなものを見かけるようになりました。主さん (蜘蛛)も居たり居なかったり。
しかし、この巣のサイズって私達にとってのナスカの地上絵並みくらいじゃないですか(知らないけど、まあそれほど的外れな比較でもない気がする)?それで もってこの模様、しかも所要時間は驚きに短い(……はず)。只者じゃありませんよ。すごいですよ。すごいとは思うんですが、部屋の中で一匹小さいのを見つ けたときは、そんなリスペクトは全く浮かんでこず(笑)あ、でもちゃんと逃がしましたよ。未だに朝蜘蛛と夜蜘蛛のどっちを叩いてはいけないのか分かってな いもので……どっちでしたっけね?これの元になった話は覚えてるんですけが。まあまあ朝にしろ夜にしろ、逃がせばいいってか逃がしてますけどね。
……何だか蜘蛛の話で終了ってどうよって感じもしますが、この辺で。