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    昭和24,5年頃の踊り歌『ガマ進軍歌』
    入学してから五年間
    作詞者不詳
    曲:『愛馬進軍歌』新城正一作曲


    一  入学してから五年間
    いつもサボッてガマさんに
    しぼられ通した代数、幾何
    取った赤点思い出す
    二  昨日サボッた天罰で
    今日はやりくり一夜づけ
    友よぐっすり眠れたか
    明日の試験は手強いぞ
    三  弱胃袋の痛みをも
    押して頑張る蟇蛙
    入試思って無理するな
    何で眠るか生徒達
    四  伊達にゃ買はぬ軍中膏
    頭にぬって戦へば
    不思議に力が盛上る
    ガマよ喜べ勝どきだ
    五  貴方の御陰で難問も
    解いて合格この凱歌
    誰も及ばぬ天晴れの
    授業は長く忘れぬぞ


    「踊り歌」
    井原節三(62期)

    六二会に出席するにつけ諸兄の御発展をうかがい、在校中の面影を思い浮べ、変らぬ友情を感じつゝ当時の思い出の一つとして先輩・同輩より受けついで来た、踊り歌などを書きとめて見ました。


    参考●六稜六二会『一里冢』〜卒業二十五周年記念文集〜 p.18 (1975)
    Last Update: Feb.26,1998