【第286回】2026年10月21日(水) 東京六稜倶楽部講演会

2026年10月21日 第286回 東京六稜倶楽部講演会

 

●講師: 白石 義明(しらいし よしあき)さん@85期

 

●肩書き:J-PORT Company 代表

 

●所属クラブ: 剣道部

 

●講演タイトル:

何故、米国人はサプリメントが好きなのか?

―米国Nutrition市場に30年いて分かったことー

 

●講演要旨:

日本では皆さんは具合が悪くなれば気軽に病院に行かれるでしょう。しかし米国ではそれは当たり前ではないのです。米国で車の事故にあった人が頑として病院に行くことを拒否するケースも多い。その理由はたとえ医療保険に加入していたとしても米国の医療費が日本の二桁上で、しかも世界でも最高水準の自己負担率があります。これによってたとえ医療保険に加入していたとしても、自己負担分の医療費を払えず自己破産者が続出しています。その一方何らかのサプリメントを常用している成人米国人は凡そ75%いると言われています。これはサプリメントが好きなのではなく、自分の体は自分で自分を守るしかなく、その結果として「サプリでも飲んでおこう」という風になるわけです。

 

●略歴(プロフィール):

大阪市立菅南中学を経て、北野高校85期。剣道部に所属。神戸大学経営学部(経営数学ゼミ)卒業後、住友商事株式会社入社。

シカゴ、サンフランシスコ駐在を経て、2001年末に住友商事を退社し米国シリコンバレーに移住。2002年、FDA関係Regulation、Nutrition素材の臨床データ等のコンサルティング、マーケティングを専門とするJ-PORT Companyを同地に設立。特に米国FDAと日本の厚生労働省関係の食品安全性分野のRegulationに詳しい。またその傍ら日系企業の米国代表なども兼任した後、本年からホノルルに移住し、仕事量は減らしつつも、Nutrition分野の米国企業、日本企業数社のサポートを引き続きおこなっている。Nutrition(栄養素、サプリメント素材、機能性食品素材)分野のRegulationは日米双方ともかなり複雑で、しかもそのサポートを専門に行っている日系企業はほぼ皆無でニッチながら現在まで仕事は継続している。余談だが日系企業の米国代表を兼任した時代はビバリーヒルズの高層ビルに事務所を構え、眼下のゴルフ場からLAダウンタウンを見下ろす格好の言い社長室があり、従業員もかなり雇っていたが結局米国法人が廃止となり、自分を含む全員解雇という憂き目に合う。その後、もう雇われ人(100%のIncome)あるいは一社に50%以上の収入を頼らないと決め、いつも数社の契約を回しながらこれまでやって来ました。