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	<title>ワールドアイ　オランダ &#187; 3 日本から見たオランダ</title>
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		<title>市議会議員選挙に投票した思い出（その５）【第１６回】</title>
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		<pubDate>Fri, 06 Jan 2023 14:10:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[（前回から続く） &#160; 日本の市会議員選挙では、候補者の名前を書きますよね。直接の知人や、知り合いの知り合いが立候補していると、その人の人となりをそれなりに知っていて、投票先として検討することもあるでしょう。でも [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>（<a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その４）【第１５回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1184" target="_blank">前回</a>から続く）</p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_1222" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2023/01/ijsbaan.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-1222" title="Ijsbaan de Meent" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2023/01/ijsbaan-300x91.jpg" alt="" width="300" height="91" /></a><p class="wp-caption-text">スケート場を核にした、アルクマール市有のスポーツ複合施設。2014年4月～15年10月に大規模な改修工事が実施され、スケート以外の屋内スポーツ設備なども充実しました。選挙が14年11月でちょうど工事中だったので、より関心がありました。</p></div>
<p>日本の市会議員選挙では、候補者の名前を書きますよね。直接の知人や、知り合いの知り合いが立候補していると、その人の人となりをそれなりに知っていて、投票先として検討することもあるでしょう。でもそれ以上の遠い関係だと、議会活動によほど興味のある人でなければ、誰が何をやっているのかよくわからないのが正直なところでしょう。子どもの頃から同じ町に住み続けている人なら、候補者の中に知り合いの知り合いレベルの人はそれなりに増えてくると思いますが、よそからやってきた住民にとっては、ほぼ全員知らない人のリストから一人だけ選んで投票するのは、真剣になればなるほど大変な作業ですよね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それを考えると、政党に投票できるのはありがたいです。自分が重要だと思う政策に高い優先順位をつけている政党が議席をたくさん取れば、その政策の実現性は高まります。個人の候補者の場合、たとえその公約に共鳴するものがあっても、その候補者が当選後に、公約実現のための現実的な方法がどれだけ具現化できて、議会内に十分な数の賛同者を増やすことができるかまでは、なかなかわかりません。「頑張りますのでよろしくお願いします」という候補者の言葉を信じるしかありませんが、知り合いの知り合い以上に遠い存在だと、信じるための根拠を探し出すのはなかなか難しいものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_1223" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2023/01/artiance.jpg"><img class="size-medium wp-image-1223" title="Artiance" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2023/01/artiance-300x117.jpg" alt="" width="300" height="117" /></a><p class="wp-caption-text">2012年に大規模改修が完了した、アルクマール市文化センター&quot;Artiance&quot;と、市立博物館・図書館の複合施設。当時ワタシの子供らは文化センターの音楽教室に通っていて、ピアノ等の個人レッスンを受けていました。博物館の改修の方はかなり画期的で、それまで貧弱だった市の歴史に関する展示物が大幅に刷新されました。</p></div>
<p>しかし、政党、特に長年そこで一定の議席数を維持している政党であれば、それまでの活動実績が、それなりの割合の地元の住民から評価されていることになります。また候補者リストに載っているのは、その政党が議員たらしめたいと考えている人たちです。オランダでは比例代表制で選ばれた議員は任期中に所属政党を変わることはできませんし、どうしても政党を変わりたければ議員を辞職するしかありません。選ぶ側の有権者としては、政策や実行力や信頼性を基準に、投票する政党を選べばいいことになります。候補者リストの中からさらに誰かを選ぶ必要がありますが、その政党がより「議員にさせたい」と考えている人は、常識的に考えてリストの上の方にあるでしょうから、誰が誰だかわからない場合は、一番上の人に印をつければいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その３）【第１４回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1108" target="_blank">前々回</a>、このときの選挙で投票する政党選びについてウェブサイトなどを参考にしたと書きましたが、当時関心のあった、スポーツ施設や文化施設の充実に重きを置いていた政党を選んで投票しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次回は、前々回紹介した<a title="投票券表" href="https://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/10/0171a37d2c0e5bc4a70fa94b600399a9.jpg" target="_blank">投票券</a>について、裏側にも重要な記載があったことを紹介したいと思います。</p>
<p style="text-align: right;">2023年1月6日<br />
オランダ・アルクマールにて<br />
小松雄爾</p>
]]></content:encoded>
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		<title>市議会議員選挙に投票した思い出（その４）【第１５回】</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Dec 2022 09:08:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[前回の投稿でお気づきの方もいらっしゃったと思いますが、このときの投票日が水曜日だったように、オランダの選挙の投票日はいつも平日に設定されています。日本に住んでいると、日曜日以外の投票日はあまり想像できないかも知れませんが [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その３）【第１４回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1108" target="_blank">前回</a>の投稿でお気づきの方もいらっしゃったと思いますが、このときの投票日が水曜日だったように、オランダの選挙の投票日はいつも平日に設定されています。日本に住んでいると、日曜日以外の投票日はあまり想像できないかも知れませんが、ニュースで報じられるアメリカ大統領選挙の投票日が火曜日であることに気付いておられる方も中にはいらっしゃるでしょう。投票日が平日だと、ただでさえ高くない投票率がさらに低くなりそうで心配ですよね。平日投票のオランダでの投票率は、地方議会では55%ほどですが、下院議員の総選挙ではたいてい75%以上あるようで、今のところ低投票率に悩んでいる雰囲気はなさそうです。なお、他の国ではイギリスの総選挙も平日投票日ですが、ドイツ・フランスは日曜日のようです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_1191" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/12/vrijheidkerk1.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-1191" title="vrijheidkerk" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/12/vrijheidkerk1-300x104.jpg" alt="" width="300" height="104" /></a><p class="wp-caption-text">自宅近くのVrijheid(=自由)教会。プロテスタントの一宗派。投票日が平日なので学校を投票所にするわけにはいかないのでしょう。一方で教会なら日曜日が投票日だと使えませんね。</p></div>
<p>投票の日、ワタシはいつもどおり退勤し帰宅、家族と夕食を食べながら選挙の話が話題になりました。妻は昼間に既に投票を済ませたというので、午後7時半ごろ、自宅最寄りの投票所である教会に赴きました。教会といっても写真のように全然厳かな造りではなく、公民館のような感じですね。投票に使うスペースも小ぢんまりしていて、写真中央のドアから入って右側の玄関ホールだけで事足りました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選挙スタッフは4人で、一人めは投票所入場券と身分証をチェックする人、二人めは投票用紙を渡してくれる人、あとの二人は立会人あるいは投票箱を監視している人でした。投票所では、ワタシの前には2人ほど並んでいて、ワタシが投票して帰るときには5-6人が並んでいました。どうやら混んでない場所あるいは時間帯だったようです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="wp-caption alignright" style="width: 330px"><a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File:StembiljetStemmenGemeenteRenkum19maart2014.jpg" target="_blank"><img title="Wikipediaに載っていた投票用紙" src="https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/cf/StembiljetStemmenGemeenteRenkum19maart2014.jpg/320px-StembiljetStemmenGemeenteRenkum19maart2014.jpg" alt="" width="320" height="480" /></a><p class="wp-caption-text">Wikipeidaに載っていた投票用紙。ワタシの投票所で使っていたものと同一ではありませんが、ほぼこれと同じ形式でした。</p></div>
<p>投票用紙は30cm x 10cm ぐらいの短冊形で、4つに折ってあるのを広げるとA2ぐらいの大きさ(30cm x 85cmぐらい)になりました。ワタシは写真に撮りませんでしたが、Wikipediaに2014年の地方選挙の投票用紙の写真が掲載されていたのでリンクします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、この投票用紙、日本では見慣れないスタイルですね。日本ではご存知のように、候補者や政党の名前を自分で記入する方式ですが、オランダでは投票用紙に全候補者の名前が印刷されていて、自分が投票したい候補者名の横の四角を赤鉛筆で塗りつぶす方式です。縦の列がその候補者の所属する政党で、各政党が候補者名がそれぞれリストアップされています。塗り終わったら元のように4つに折って投票箱に投入します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さらに日本と違うところは、市議会選挙も比例代表であることです。日本では、衆参両議院でしか採用されていない比例代表制ですが、オランダでは、全ての議会が全議席比例代表制で選ばれます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次回に続きます。</p>
<p style="text-align: right;">2022年12月30日<br />
オランダ・アルクマールにて<br />
小松雄爾</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>市議会議員選挙に投票した思い出（その３）【第１４回】</title>
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		<pubDate>Sun, 09 Oct 2022 07:34:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[（前回から続く） さて、市議会議員選挙に投票した話です。前々回の投稿では2014年3月と書きましたが、改めて記録を調べてみると、ワタシがアルクマール市議会の選挙に実際に投票したのは2014年11月でした。オランダの市議会 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>（<a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その２）【第１３回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1077" target="_blank">前回</a>から続く）</p>
<p>さて、市議会議員選挙に投票した話です。<a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その１）【第１２回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1031" target="_blank">前々回</a>の投稿では2014年3月と書きましたが、改めて記録を調べてみると、ワタシがアルクマール市議会の選挙に実際に投票したのは2014年11月でした。オランダの市議会選挙は基本的には解散などはないようで任期は4年、原則すべての市町村が全国一斉に4年ごとの3月に実施されるのですが、前後4年間の1月1日に市町村合併実施のある自治体では、その前の11月に合併後の自治体での議会議員選挙があります。市町村のことを行政学用語では「基礎自治体」といいますが、アルクマールは2015年1月1日に東隣の二つの基礎自治体を吸収合併したので2014年3月の全国一斉選挙を飛ばして例外的に11月に選挙をすることになったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみにオランダの基礎自治体の合併は各地でジワジワ進んでいて、1950年には全国で1000以上あった自治体数が、2000年には500強、2022年現在で344まで減っています。ただ、合併して住んでいる場所の自治体名が変わっても、住所表記は旧自治体名がそのまま残るので、自治体名が変わるほとんどの住民にとっては、市役所の場所が変わる以外には大きな影響がありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際、私の職場のあったペッテン(Petten)は、1929年に隣町のザイペ(Zijpe)という自治体に吸収合併され、私が在籍中の2013年にそのザイペもスハーヘン(Schagen)に吸収合併されましたが、住所表記は一貫してペッテンのままで、ザイペやスハーヘンに勤務先があるという感覚は全くありませんでした。合併があっても住所表記が変わらないのが、オランダでは大きく揉めることなく合併が進む要因の一つのような気がします。市議会議員の任期にしても、合併前後は満4年より少し長かったり短かったりしますが、その辺りの厳密さにこだわらないのもオランダらしく思えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、今度こそ(笑)選挙の話です。2014年11月中旬に投函された郵便物に、「STEMPAS＝投票券」が入っていました。いわく：</p>
<h3></h3>
<div id="attachment_1179" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/10/0171a37d2c0e5bc4a70fa94b600399a9.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-1179" title="投票券表_調整" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/10/0171a37d2c0e5bc4a70fa94b600399a9-300x210.jpg" alt="" width="300" height="210" /></a><p class="wp-caption-text">送られてきた投票券。投票所の情報などが書かれた手紙が同封されていたようですが、記録せずに捨ててしまいました。(住所や番号情報などは加工しています)</p></div>
<h4>市議会議員選挙投票券　　　アルクマール市</h4>
<p>Yuji Komatsu  住所xx 1966年5月xx日生まれ　男</p>
<ul style="padding-left: 30px;">
<li>2014年11月19日水曜日 07:30 &#8211; 21:00</li>
<li>市内の全ての投票所で投票可能</li>
<li>あなたの最寄りの投票所：Vrijheid教会、住所xxx</li>
<li>他の投票所は同封の手紙か市のウェブサイト参照</li>
</ul>
<h4>投票時の持参物</h4>
<ul style="padding-left: 30px;">
<li>この投票券</li>
<li>パスポート・IDカード・運転免許証（オランダまたはEU各国発行で有効のもの、あるいは失効していても5年以内のもの）・滞在許可証、のいずれか</li>
</ul>
<h4>注意！</h4>
<ul style="padding-left: 30px;">
<li>この投票券はこの住所の住民のみ有効です。本券に記された住所氏名の本人にのみ投票を許可するもので、本券の誤用は法により罰せられます。</li>
</ul>
<h3></h3>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_1131" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/10/054250d61987da63cd94776e84c7beea.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-1131" title="選挙ポスター_調整" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2022/10/054250d61987da63cd94776e84c7beea-300x154.jpg" alt="" width="300" height="154" /></a><p class="wp-caption-text">投票券を受け取ってから慌てて思い立って撮影した選挙ポスター掲示板</p></div>
<p>外国人の自分は日本の在外投票以外は選挙に縁のないものと思っていましたが、オランダで初めて投票券を受け取り、自分に選挙権があることを認識しました。そういえばいくつかの目立つスポットに政党のポスターがベタベタと貼ってあったなあと思い立ち、慌てて撮ったのが右の写真です。この写真の何日前から貼りだされていたのか覚えていませんが、オランダの11月は雨の日が多く風も強いので、どれもシワシワなうえ中には半分剝がれてしまったのもあります。また、A4サイズくらいの同じデザインの紙がそれぞれのポスターに重ねて貼ってあったりして「エエんかいな」と思ってしまうんですが、そんなのが許容されてしまうのもオランダ的寛容さなんでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>政策や党名・名前を連呼する選挙カーのようなものはついぞ見かけませんでしたが、とりあえず自分なりにウェブサイトで候補政党を見てみたり、Q&amp;Aに30くらい答えると自分に合った政党をアドバイスしてくれるサイトなんかを試したりして、投票する政党選びをして、選挙の日を迎えました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その４）【第１５回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1184" target="_blank">次回</a>に続きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: right;">2022年10月9日<br />
川崎市にて<br />
小松雄爾</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>市議会議員選挙に投票した思い出（その２）【第１３回】</title>
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		<pubDate>Sun, 24 Jul 2022 07:40:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[（前回から続く） &#160; オランダでは、州知事も市長も、選挙では選びません。市長はイベントであいさつしたり地元新聞や地元ケーブルTVなどにたびたび出てくるので市民にそれなりに認識されていますが、州知事は一般ニュース [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>（<a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その１）【第１２回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1031" target="_blank">前回</a>から続く）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>オランダでは、州知事も市長も、選挙では選びません。市長はイベントであいさつしたり地元新聞や地元ケーブルTVなどにたびたび出てくるので市民にそれなりに認識されていますが、州知事は一般ニュースには登場しないので存在感はとても薄いです。いずれも中央政府が任命するポジションで、地元の州議会や市議会の推薦に基づくことになっています。住民の選挙で選ばれた存在ではないので、政治家ではなく行政官として、議会の議長を務めるかたわら、議会で決まったことを執行していくことが期待されています。</p>
<div class="wp-caption alignright" style="width: 330px"><a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Alkmaar,_het_Stadskantoor_foto2_2014-12-26_14.05.jpg"><img title="アルクマールの市役所" src="https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/18/Alkmaar%2C_het_Stadskantoor_foto2_2014-12-26_14.05.jpg/800px-Alkmaar%2C_het_Stadskantoor_foto2_2014-12-26_14.05.jpg" alt="" width="320" height="240" /></a><p class="wp-caption-text">アルクマールの市役所</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>初めて「市長選挙はない」と聞いたときは、とても意外な思いでした。上述のように市長は地元メディアによく出てくるので存在感がありますし、アムステルダムやロッテルダムなど大都市の市長は、ときどき全国メディアでも取り上げられたりもします。オランダの主要な諸都市の歴史は13世紀頃から記録されていますが、中には強力なリーダーシップを発揮した市長もいたと、歴史博物館などで紹介されていたりもします。19～20世紀になって議員の普通選挙が実施されるようになって以来、「市長も州知事も住民による選挙で選ぶべきだ」という言説はたびたび沸き起こるようですが、今のところ任命制から公選制に移行しそうな気配はありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>余談になりますが、市長選挙がない話は、当時マンツーマンで指導を受けていたアイルランド人の英語教師に教えてもらいました。彼は、定期的に実施される市長たちへの教育研修に、英語の講師として招かれていたそうで、多くの市長と親しくなることができたそうです。中央政府は市長たちを選任し任命した形になるので、一定水準の業務遂行能力と法令遵守精神を学ばせるため、全国で300数十人いる市長のうちの数十人を順次集合させて宿泊を伴う研修を受けさせ、さらに市長間の親睦や情報交換を図る機会を提供しているのだそうです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その３）【第１４回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1108">次回</a>に続きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: right;">2022年7月24日<br />
川崎市にて<br />
小松雄爾</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>市議会議員選挙に投票した思い出（その１）【第１２回】</title>
		<link>https://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1031</link>
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		<pubDate>Sun, 03 Jul 2022 01:02:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[大変ご無沙汰してしまっており、関係者や読者のみなさまには恐縮至極の次第です。 日本で職を得て7年ですが、ゴールデンウイークと年末年始は、今も自宅のあるオランダに“帰省”しております。ただ、コロナ禍の2020年以降、ゴール [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>大変ご無沙汰してしまっており、関係者や読者のみなさまには恐縮至極の次第です。</p>
<p>日本で職を得て7年ですが、ゴールデンウイークと年末年始は、今も自宅のあるオランダに“帰省”しております。ただ、コロナ禍の2020年以降、ゴールデンウイークのオランダ行きは断念しました。六稜Web管理担当の方からは「コロナ禍での渡航経験の寄稿を」と依頼を受けているのですが、依頼を受けた直後の2022年1月の帰国便でコロナ感染してしまったこともあり、これについてはまた追い追い寄稿させていただこうと思います。</p>
<p>今回は、日本の選挙の風景を見聞きして思い出した、オランダの選挙での経験を書きたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>オランダでは、外国人であっても5年以上住み続けておれば、居住する市町村議会の議員と、“水管理評議会(waterschap)”議員選挙の投票権があります。市町村の上位団体である州(province、日本の都府県とほぼ同規模)議会と国政選挙には投票権がありません。</p>
<div class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="https://www.hhnk.nl/" target="_blank"><img title="HHNK logo" src="https://www.hhnk.nl/_flysystem/media/2022-03/logo-hhnk-donkerblauw.svg" alt="" width="300" height="140" /></a><p class="wp-caption-text">アルクマールがある地域の水管理評議会のロゴマーク。地域の地図にオランダ王家の象徴ライオンがかたどられていてカッコいい</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>水管理評議会(waterschap)というのはオランダ本土で21団体ある、治水や排水管理の観点から区画分けされた行政団体で、数としては12ある州より多く約350ある市町村より少ないのですが、その区画は複数の州にまたがっていることも多く、州や市町村から独立していて、税金も国税や地方税とは別系統で徴収されます。水管理評議会の役割は、住民から集めた水管理税を適正に使用することや、治水政策の優先順位などを審議する議会である、とご理解ください。</p>
<p>ワタシが投票に参加できたのは、2014年3月の市議会選挙と2015年3月の水管理評議会議員選挙でした。水管理評議会議員選挙は、ワタシが投票できない州議会議員選挙と同じ日に実施して、その地味な存在のせいで低くなりがちな投票率を下支えしています。</p>
<p>ここまで読んでこられた読者の皆さんは一つの疑問を抱かれたかもしれません。「あれ？市長選挙は？」そうなんです。オランダには市長選挙はありません。そして、州知事選挙もなければ、国王が元首なので大統領選挙もありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（<a title="市議会議員選挙に投票した思い出（その２）【第１３回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=1077" target="_blank">次回</a>に続きます）</p>
<p style="text-align: right;">2022年7月3日<br />
川崎市にて<br />
小松雄爾</p>
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		<title>プロテスタント的食習慣 &#124; Vanaf vaart water 運河の上から【第10回】</title>
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		<pubDate>Thu, 04 May 2017 08:09:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[お待たせしました。「逆単身赴任エピソード」第2弾、もっと早くに書き上げるつもりが、なかなか筆が進まず面目ないことです。長期休暇を利用してようやく続きを書きあげました。 さて、オランダから単身帰ってきて、日々気をつけている [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>お待たせしました。「逆単身赴任エピソード」第2弾、もっと早くに書き上げるつもりが、なかなか筆が進まず面目ないことです。長期休暇を利用してようやく続きを書きあげました。</p>
<div id="attachment_780" class="wp-caption alignright" style="width: 294px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/3a4c3c02a03bcfa55be97135a8870040.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-780" title="皇居リレー" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/3a4c3c02a03bcfa55be97135a8870040-284x300.jpg" alt="" width="284" height="300" /></a><p class="wp-caption-text">毎月皇居の外周を走る六稜同期の仲間と、2016年10月に皇居外周のリレー競走に出場したときのスナップ。</p></div>
<p>さて、オランダから単身帰ってきて、日々気をつけているのは自分の健康です。「出稼ぎ父ちゃん」としては、急に身体を壊して仕送りができなくなるわけにはいきません。（現在放映中のNHK朝ドラでは、出稼ぎ父ちゃんが失踪してしまう展開で、ちょっと他人事ではいられません）たとえ仕事は二の次になっても、規則正しい生活とバランスの取れた食事、それに定期的な運動を心がけています。</p>
<p>運動については、<a title="スポーツ大好きオランダ人(?)（その２） | Vanaf vaart water 運河の上から【第6回】" href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=529" target="_blank">2013年に始めたランニング</a>と、近所のスイミングクラブでの水泳を、それぞれ週に1、2回ずつ。今は川崎市幸区に住んでいるので、ランニングは近くの鶴見川や多摩川沿いが多いですが、月一回、六稜の同期生有志たちと皇居外周を走ってモチベーションを高め、ランニング関連情報などを交換しています。1月には同期の仲間たちと千葉のハーフマラソンにも出場しました。オランダでは独りでランニングしていましたが、大阪でなくても東京に近ければ六稜ネットワークの恩恵が受けられて、とてもありがたいです。</p>
<p>食習慣はすっかり、「プロテスタント的」になりました。いわゆる「グルメ志向」がすっかり影をひそめ、健康に必要な栄養が確保できるのなら、食べるものが毎日同じでもすっかり平気になりました。中世の宗教改革の果てにプロテスタントが最初に作った国、オランダの食習慣に順応したのだと、自分では勝手に思い込んでいます。</p>
<p>オランダに行く前はファミレスなどの外食はよく利用しましたが、オランダでは、日本のファミレスに相当するのはマクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンのようなファストフードであって、レストランと言えば、値段も雰囲気も調理時間もちょっと高め(長め)で、家族でレストランに出かけることはほとんどなくなりました。</p>
<div id="attachment_793" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Febo_kalfsvleeskroket.jpg" target="_blank"><img class="size-thumbnail wp-image-793" title="1024px-Febo_kalfsvleeskroket" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Febo_kalfsvleeskroket-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">kroket。残念ながら日本のコロッケのようなサクサク感がイマイチ感じられないのです。パン粉が違う？</p></div>
<div id="attachment_796" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Frikandel1.jpg" target="_blank"><img class="size-thumbnail wp-image-796" title="1024px-Frikandel" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Frikandel1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">frikandel。オランダ風ソーセージ。あまり好みじゃなかったのでワタシはほとんど食べてません。</p></div>
<div id="attachment_797" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Kaassouffle.jpg" target="_blank"><img class="size-thumbnail wp-image-797" title="1024px-Kaassouffle" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/1024px-Kaassouffle-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">kaassoufflé。中でチーズがトロリと溶けているので、たまに食べたくなることがありました。</p></div>
<div id="attachment_798" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/uitsmuiter.jpg" target="_blank"><img class="size-thumbnail wp-image-798" title="uitsmuiter" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/uitsmuiter-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">uitsmijter。オランダのランチメニューの定番。目玉焼きと一緒に焼くのがこの写真ではチーズとスライスハムですが、ハムなし、チーズなしで注文することもできました。この写真だとあまり美味しそうではありませんが、なるべく社員食堂での実像に近いものを選びました。画像検索するともっと美味しそうな写真が沢山出てきます。(ここでの掲載画像はそれぞれWikimedia Commonsのものを再利用)</p></div>
<p>でも、この食習慣への順応に一番影響があったのは、勤務先の社員食堂だったかも知れません。畑と砂丘と海岸に囲まれた、約1500人が勤務する事業所で唯一の社員食堂。弁当持参者以外はそこで昼食を摂るわけですが、温かい食事は選択肢が限られていました。 一種類だけの日替わり定食はいつもお皿に山盛りで、全部食べると腹一杯で午後の1~2時間仕事になりません。多い分は残せばいいのですが、「出されたものを残すのは罪悪」と親に躾けられたワタシは、料理がよほど口に合わない時以外は残すことができませんでした。これを毎日食べていたら確実に太ってしまうし、味付けも濃い目だったので、早いうちに選択肢からはずしました。</p>
<p>それ以外の温かい食事のチョイスは、日替わりスープと、<a title="kroketの画像検索" href="http://www.google.com/search?q=kroket&amp;tbm=isch" target="_blank">円柱状のコロッケ(kroket)</a>が2-3種類、<a title="frikandelの画像検索" href="http://www.google.com/search?q=frikandel&amp;tbm=isch" target="_blank">frikandelというオランダ風ソーセージ</a>、<a title="kaassouffléの画像検索" href="http://www.google.com/search?q=kaassouffle&amp;tbm=isch" target="_blank">スライスチーズのフライ(kaassoufflé)</a>など。どれも冷凍品をキッチンで揚げるか温めるだけのもので、やはり味が濃く毎日食べると飽きました。<a title="uitsmijterの画像検索" href="http://www.google.com/search?q=uitsmijter&amp;tbm=isch" target="_blank">目玉焼きを薄切り食パンの上に乗っけるuitsmijterというオランダ独特の料理</a>もありましたが、パンを温めて給仕するのはこれだけです。パンは温かいのでなければ食パンの他にもいろんな種類がありました。その他にはバナナ、リンゴ、キウィ等の果物や、スライスチーズ・スライスハム・レバーペースト・一食パックのポテトサラダ等の冷蔵品、バター・ジャム等仕入れて並べるだけのものが主でした。唯一サラダバーだけが、比較的種類が豊富で毎日それなりに変化がありました。</p>
<p>社員食堂なので、それぞれの値段は1セント単位で設定されていて(レジは完全なキャッシュレス)リーゾナブルなのですが、温かいチョイスはイマイチ口に合わないし、周りのオランダ人達を見回しても、パンとチーズと果物だけだったり、パンにバターを塗って<a href="http://www.google.com/search?q=hagelslag&#038;tbm=isch" title="Hagelslag画像検索" target="_blank">hagelslagと呼ばれるチョコレートの振り掛け</a>をかけるだけ(これはかなり極端な例ですが 笑)だったり、温めないものばかりで済ませている人がかなり多いのです。話を聞いてみると、オランダの伝統的な食習慣では、朝昼の調理には火を使わず、温かい食事を食べるのは夜だけ。敬虔なプロテスタントは食生活は質素に済ませ、その分勤労に励んだのだとか。彼ら自身も中高生時代の弁当は質素なサンドイッチが普通だったので、社員食堂でも質素な食事でも気にしないのだとか。「定食の内容にうるさいのはフランス人とかイタリア人とかだよね。オランダ人はこんなモンで十分」　食堂を利用する事業所にはEUの研究施設も同居していました。</p>
<p>1,2年の試行錯誤の末、結局ワタシが毎日何を食べていたかというと、<strong>「サラダバーと薄切り食パン2枚とスライスチーズ。たまにチーズの代わりにコロッケ。気が向いたらスープ」という昼食を、ほぼ8年間続けていました</strong>。オランダに転職前は、奈良県中部の従業員約1000人の事業所の社員食堂で、料理に文句を言いながらもあれこれ選びながら毎日違うものを食べていた訳ですが、これが実はとても贅沢だったと思う一方で、毎日同じものを食べていても健康にさえ気遣っておれば別にどうということもない、という達観した考え方に至ったのです。</p>
<div id="attachment_828" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/banmeshi.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-828" title="banmeshi" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/banmeshi-300x181.jpg" alt="" width="300" height="181" /></a><p class="wp-caption-text">夕食には、ビタクラフト社の多層鍋「アリゾナ」を使用。タマネギ・キャベツ・ニンジン・ゴボウ・ピーマンを適当な大きさに切り、冷凍オクラ・カボチャ・ポテトと冷凍の魚切身を鍋に仕込んで、朝に使わなかった納豆のタレとだし醤油、チューブのおろし生姜とおろしニンニクを適量入れて、約一時間とろ火で蒸し煮にします。その間に風呂に入ったりアイロンがけや洗濯物の片付け、部屋の掃除などやっています。平日夕方にランニングや水泳をするときは、仕事を終えて帰宅後に鍋に材料を仕込んでランニングor水泳にでかけ、終了後帰宅して鍋に火をつけ、それから風呂に入ります。加熱調理に時間はかかりますが、鍋に仕込んで以降はほとんど手がかからないので、時間を有効に使えます。この他に、雑穀を混ぜて炊いた玄米飯と冷奴を食べています。</p></div>
<p>そんなワケで、今では毎朝毎夕、アパートで一人で食べるときは、いつも同じものを食べています。もちろん夕食時に会食などがあるときは別ですが、一人のときはほぼ外食せず、いつも台所で包丁を握って簡単な料理をしています。同じものばかり料理して食べていると、料理や買い物の時に「何を作ろうか、何を買おうか」悩まなくてすむので、時間の節約になります。食材の種類も限られてくるので、冷蔵庫のスペースも節約になるし、野菜などは短いサイクルで使い切るので、消費しきれずに腐らせることもなく、いつも比較的新鮮な状態で食べることができます。結果的に材料費も少なめに抑えることができるので、「単調な食生活への不満」さえ感じなければ、実に合理的なのです。</p>
<p>16ー17世紀の宗教改革の時代、地球全体の気温が低めになったこともあって、当時プロテスタントが広まり始めたオランダや北ドイツ地方では、農作物の出来が悪かったそうです。一方で新大陸からもたらされたジャガイモ栽培が一気に広がったのだとも。気候温暖なイタリアやスペインのカトリック信者のように、豊かな農作物を神様に捧げることはできないものの、禁欲的な食生活を送りながら「労働すること」を神様に捧げることを選んだプロテスタント。その食への合理的精神を、ワタシはオランダで身につけてきたような気がします。</p>
<p>せっかくですから、ワタシが朝夕に何を作って食べているのか、紹介してしまいましょう。ほぼ毎日同じものを食べていますが、一日あたりではかなり多品目を食べているので、多分健康的だと思います。「いったいどこが『プロテスタント的』か？」と問われると、食べているモノの内容というワケではなく、毎日質素に同じモノを食べている、と言ったトコロですかね(笑)</p>
<div id="attachment_815" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/asameshi_zairyo.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-815" title="asameshi_zairyo" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/asameshi_zairyo-300x228.jpg" alt="" width="300" height="228" /></a><p class="wp-caption-text">朝食の材料。納豆と味付モズクをメインに、冷凍しておいた刻みネギを自然解凍、冷凍オクラ・カボチャ・ジャガイモを電子レンジで解凍してサイコロ切り、ミニトマト・干しプルーンも細かく切って、キーウィは薄切り、ピーマン・ニンジン・キャベツは千切りにして、卵は半熟目玉焼きにします。右上のヨーグルトは混ぜずに食べます。</p></div>
<div id="attachment_816" class="wp-caption alignright" style="width: 310px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/asameshi.jpg" target="_blank"><img class="size-medium wp-image-816" title="asameshi" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/05/asameshi-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">朝食の材料を混ぜるとこんな感じ。すりゴマ・乾燥パセリ・乾燥バジル・ウコン粉も適量いっしょに混ぜ込みます。モズクの味だけで十分濃いので納豆のタレは使いませんが、キーウィ・ミニトマト・干しプルーンの味が混ざっていい具合です。ピーマンの芯と種も捨てずに一緒に食べていますが、苦味が気になりません。</p></div>
<h3>余談</h3>
<p>今回のブログ、1月のオランダでの休暇中に書き始めたにもかかわらず、日本にいる間はグズグズと筆が進まず、結局また次の休暇でのオランダ滞在中に仕上げています。家族の元に帰り、妻が食事の用意も洗濯もしてくれるので、のんびりブログが書けるのはありがたいです。残りの休暇期間を使って、次回の更新の準備を始めることにしますか・・・</p>
<p style="text-align: right;">2017年5月4日<br />
オランダ・アルクマールにて<br />
小松雄爾</p>
<div align="right"><a href="mailto:zon@777.plala.or.jp">zon@777.plala.or.jp</a></div>
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		<title>日本に「逆」単身赴任中 &#124; Vanaf vaart water 運河の上から【第9回】</title>
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		<comments>https://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/?p=712#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 03 Jan 2017 14:54:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>KomatsuYuji97</dc:creator>
				<category><![CDATA[3 日本から見たオランダ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドアイ | オランダ]]></category>

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		<description><![CDATA[長らくのご無沙汰です。 実は、2015年の6月から、日本で仕事をしています。オランダの研究所を退職し、オランダでの滞在資格も失効したので、生まれ育った国籍のある国で、なじみのある言語と制度の中で暮らしています。わざわざこ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>長らくのご無沙汰です。</p>
<p>実は、2015年の6月から、日本で仕事をしています。オランダの研究所を退職し、オランダでの滞在資格も失効したので、生まれ育った国籍のある国で、なじみのある言語と制度の中で暮らしています。わざわざこういう書き方をするのは奇妙かもしれませんが、以前いっしょに働いていたオランダ人たちの中には、外国での勤務経験が長い同僚もおり、外国から帰ってきた彼らがオランダの研究所で働くにあたって、ワタシと同じような感覚を抱いていたのかなあ、などと想像してしまうのです。</p>
<p>さて、こうしてオランダから日本に帰ってきたのだから、この連載も最後にご挨拶を残して終了するべき、かとも思ったのですが、今は、もうちょっと続けさせてもらおうかな、と思っています。同窓会事務局のご厚意で場所を提供いただいているので、勝手なことを言うべきでもないのですが、今しばらく「賑やかし」(と言うには更新頻度が低すぎて冷や汗モンですが)をやらせていただければ、と思ってます。更新頻度は・・・、できるだけ努力します(^-^;)</p>
<div id="attachment_755" class="wp-caption alignright" style="width: 410px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/4317fa732754249243f6abc4ea9363ae.png"><img class="size-full wp-image-755" title="滞在許可証表px" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/4317fa732754249243f6abc4ea9363ae.png" alt="" width="400" height="247" /></a><p class="wp-caption-text">ワタシの最後の滞在許可証。2005年の就労開始時、2008年の更新時から数えて3枚目の、2011年発行で5年間有効。ICカードが埋め込まれていて、アムステルダム空港の入出国ゲートでこのカードを示すと、EU国民と同じ、短い方の列に並ぶことができました。</p></div>
<div id="attachment_728" class="wp-caption alignright" style="width: 410px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/820b1ccc242c4b0ad59e61948ea0dd5b.png"><img class="size-medium wp-image-728" title="滞在許可証裏" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/820b1ccc242c4b0ad59e61948ea0dd5b-300x181.png" alt="" width="400" height="242" /></a><p class="wp-caption-text">滞在許可証の裏側です。国籍、生年月日に加え、生まれた都市名が記載されます。滞在許可条件として、給与所得者であれば勤務先は不問であることが記載されています。</p></div>
<p>続けようと思った理由ですが、実は、まだ、オランダと縁が切れていません。いま、この文章もオランダで書いています。正月休みをオランダの家族のところで過ごしているところなのです。</p>
<p>上に、ワタシのオランダ滞在資格は失効したと、書きましたが、妻と子供たちは既にオランダ永住権を取得していました。</p>
<p>ワタシの滞在資格は、「オランダ国内の給与所得者であること」が条件でした。実のところ、オランダ国内では転職自由だったのです。残念ながら、オランダ語レベルB1のアラフィフ外人男性を雇ってくれるようなトコロはありませんが、長く勤めることで、滞在許可も最初に就労ビザをアレンジしたトコロに縛り付けられない条件に変わっていました。オランダ語をちゃんと勉強しておれば、永住権取得資格もあったのですが、難解なオランダ語習得にわざわざ労力を払わなくとも、ほとんど英語とGoogle翻訳で事足りることで、残念ながら学習意欲が盛り上がりませんでした。</p>
<p>その難解なオランダ語を学習し、語学能力とオランダ社会知識を課せられた資格試験を突破したのが、妻です。オランダでは、5年以上合法的に居住を続け、上記の資格試験に合格すれば、永住権を取得することができます。試験の難易度レベルは、お馴染みのものと比較すると、英検準一級とか、日本史のセンター試験で75点とか、そんなレベル。頑張って試験を突破した妻は偉かったと思います。</p>
<div id="attachment_742" class="wp-caption alignleft" style="width: 165px"><a href="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/a728a5c81cb9371a6eda07d3a4178c72.jpg"><img class="size-medium wp-image-742" title="2017初滑り" src="http://www.rikuryo.or.jp/world_eye/nederland/wp-content/uploads/2017/01/a728a5c81cb9371a6eda07d3a4178c72-e1483430585856-155x300.jpg" alt="" width="155" height="300" /></a><p class="wp-caption-text">今回は12月30日から10日間の休暇です。スケートレッスン4日間コースに参加しています。</p></div>
<p>18歳未満の子供の永住権は、実は大人よりずっと楽で、5年以上の合法的連続居住と経済的保護者の存在だけが要件でした。おそらく、児童福祉の観点と、「ちゃんと学校に行ってオランダ語と社会知識を習ってるはずだから、試験は必要ない」という考え方なのでしょう。日本人学校やインターナショナルスクールなど、オランダ語をメインの教育言語に使ってない学校だとどうなのかはよく知りませんが、ウチの子供は地元の学校で早くからオランダ社会に溶け込んでいたので、問題になりませんでした。</p>
<p>ワタシが日本への転職活動を始めた頃は、子供たちはまだ高校生と中学生、オランダに溶け込みすぎていて日本の教育課程に編入するにはビハインドが大きすぎると思いました。幸い家は持ち家だし妻も永住権を持っているので、ワタシが「出稼ぎ父ちゃん」になって仕送りを続ければ、このままオランダで暮らす家族を扶養できます。年に2回程度とは言え、ワタシもこうしてオランダで休暇を過ごすことができますし。</p>
<p>日本で再び暮らすようになって1年半、職場の同僚や北野の同期の仲間たちとの日々の付き合いや、日本で見聞きするニュースなどを見て、オランダだとこんなことがあるのに、と思うことがよくあります。日本では嫌われる「出羽守」ですが、この場をお借りして、日蘭比較を続けさせてもらえばなと思います。</p>
<p style="text-align: right;">2017年1月3日<br />
オランダ・アルクマールにて<br />
小松雄爾</p>
<div align="right"><a href="mailto:zon@777.plala.or.jp">zon@777.plala.or.jp</a></div>
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