鹿児島アツアツ日記 第7話

2008年12月23日

歓喜の歌が聴こえる


▲総座席数1507席の宝山ホール

皆様こんにちは。
あっという間に12月、今年も残すところあと1週間です。街はクリスマスイルミネーションに彩られ、節約モードもこの時ばかりはちょっとお休み、サイフの 紐も緩む? というところでしょうか。

鹿児島のあちらこちらでもクリスマスの装飾が施されています。が、それは後ほど……まずは『かごしま県民第九演奏会』について紹介させてくだい。
去る12月21日に、鹿児島市内の宝山ホールにて『第24回 かごしま県民第九演奏会』が行われました。一般公募で構成された約350名の合唱団員が、 この日のために10月から練習を重ねました。
この演奏会を知ったのは、団員募集の締切りギリギリ! いったいどんな舞台なのだろう? と不安を抱えつつ、コーラス部の経験を活かして初参加させてい ただきました。
5年前に大阪で『サントリー1万人の第九』を経験していたので、不安だったドイツ語の歌詞もアルトパートも、2~3度うたえば思い出すことができまし た。

参加者は高校生から70代の方まで幅広く、練習時の指揮指導者、田丸寛先生は笑いをおりまぜながら柔らかい雰囲気で練習を進めて下さいました。
しかし、当日の指揮者、北原幸男先生の指導は田丸先生とはまた違っていました。言葉をしっかり伝えること、声の表情を大切にすること。要求されることは レベルが高いのですが私たちをプロとして見てくれて、決して妥協しない姿勢を嬉しくも思いました。それまで少しフワフワしていた合唱団の歌声が、北原先生 の指導によりピリッと引き締まり、本番に向けて最後の追い込みとなりました。
当日は午後から雨という予報がみごとにはずれ、終日、快晴に恵まれました。たくさんのお客様に、合唱団全員で思いを込めて『歓喜の歌』を伝えることがで きたと思います。一緒にステージに立った皆様、指導の先生方、スタッフの方々、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

歌っていいなぁと改めて感じました。第九はクセになりますね。きっとまた来年も歌いたくなるんでしょう(笑)。
ちなみに当日のこの模様は、12月31日午後2時からMBC放送にて練習風景などとあわせて放送される予定です。

さて、話が前後しましたが、最後にクリスマスイルミネーションをご紹介します。
まずは、鹿児島中央駅の駅ビルのツリーです。鹿児島出身の歌手AIとのコラボレーションツリーということで、大きなツリーがお目見え。21日にはこの場 所で、AIのトークショーもありました。


▲本番の様子をお聴きください(2分22秒)

▲ブルーのツリーにピンクのリボンが掛けられています

▲歌手AIとのコラボレーションツリー

▲駅ビル、アミュプラザ鹿児島

最後の3枚は、ドルフィンポートという商業施設のイルミネーションです。少し分かりづらいのですが、左の写真の奥にはドルフィンのモチーフも青く光って います。 ドルフィンポートにはレストランや雑貨、焼酎のお店、物産館などが軒を連ねていて、篤姫館もここの1階にあります。晴れた日はここから桜島が綺麗に見える ので、私のお気に入りスポットの1つです。

皆様、今年最後のアツアツ日記いかがでしたでしょうか? 第九を聴いて少しでも年末の雰囲気を味わっていただけたなら幸いです。
今年もご愛読いただきありがとうございました。
2009年、皆様のご多幸をお祈りしています。どうぞ良いお年を。