欧州の中の日本 〜ドイツ/デュッセルドルフから【第2話】 まえ初めに戻る つぎ


▲RheinuferpromenadeからBurgplatz方面を望む

日本デー "Japan Tag"

 都合により、いきなり先月の更新をスキップしてしまいました。
 関係者の方、大変失礼致しました。
 

 さて、前回の最後に「ドイツという国について記載する」と予告しておりましたが、予定を変更し、先日6/13(土)にデュッセルドルフ ライン河畔のブルク広場Burgplatzおよびライン・プロムナードRheinuferpromenadeを会場とし開催された「日本デー Japan Tag」に、会社としても出展しましたので、今回はこのイベントについて書きたいと思います。



▲出展用のテント群

▲スタート後はこんな感じ


 第1話にも記載しておりますが、長きに渡りデュッセルドルフおよびその均衡には日系企業が多く進出し、伴って欧州の中でも日本人が多く都市となっております(いわゆるバブル期と比較すると半減してはおりますが)。

 そういうこともあり、日本カルチャーを現地の人々に知ってもらおうと、当地に本総領事館・商工会議所・日本クラブの尽力により2002年よりスタートし、今年で8回目の開催となりました。公の数値では、毎年約100万人がドイツ国内および他国から訪れ、その中で90%は非日本人となっています。いつもお世話になっている市内日系書店の店長さん曰く、やはりスタート当初は大変な苦労もあったそうです。
 今年は特に、開催直前にデュッセルドルフ日本人学校において新型インフルエンザの集団感染が発生し、開催そのものが危ぶまれましたが、直前市側との協議の結果、何とか開催が決定されるような状況でした。ただ、感染と診断された方々は残念ながら自宅待機となっていたため、後日小規模な代替催しが開かれるそうです。

▲ADACの特設舞台では、秋葉原を中心に活動している
JerryBeansのコンサートが
 日本カルチャーの紹介がメインとなっているので、日本の伝統芸能や武道が特設舞台で開催されるのを始め、日本食・生け花・書道・着物・折り紙・紙飛行機の他、ヨーヨー釣り、餅つきなどが開催されます。(*一部、日本デーホームページから引用)
 そして何よりハイライトは、日本人花火師によってライン川上に打ち上げられる花火です。実際、これだけを見に来る人も少なくありません。この時期、ドイツは21:30〜22:00までは明るいので、花火のスタートは23:00となります。そして約30分間打ち上げられます。


▲今回の会社のテント
 私はまだドイツ在住3年目ですので、まともに参加したのは実は今年が初めてでした(2007年はレーゲンスブルク在住、2008年は花火だけ)。会社のテントは、会場内ポップカルチャーゾーンで、コスプレ・カラオケ大会やマンガ・コスプレ関係のテントが集まったところでした。こちらに在住されている方には「Vodafoneのビルの近く」とご説明した方が分かりやすいかもしれません。
 ちなみに、出展内容は「ケータイコミックのデモ」でした。日本では当たり前のものでも、例えば3G普及率を見ても欧州は大きく遅れていますし、ライフスタイルも違うので路面電車や電車内でもケータイにかじりついている人はほとんどいないし、どうなるかと一抹の不安はありましたが、やはり目新しいようでスタッフはてんやわんやで大盛況の内に終了しました。コミック・マンガは、内容にもよりますが「子供のためのもの」という考えがあるので、その考えを反映するかのように、デモを見に来たのは若年層・コスプレ集団が主でした。


▲日本デーのラストを飾る花火
 今回気付いたことは、若年層でも、なかなか鋭い質問をする人が多かったこと、デモを体験した人にアンケートを求めてもちゃんと最後まで記入してくれたことでした。普通なら「面倒くさい」「読んで、はい終わり」となることころでしょうが、10代の子ども達が真面目に記入し意見まで書いてくれるのは、やはり国民性が表れているのかもしれません。

 普段の仕事においては「こいつら、ほんま融通きかへんな」と、いらつき→激怒→口論となることも多々ある訳ですが、「融通を効かせる」とは本来ルール外の措置を取ることを意味しますから「定められたルールには従おうするドイツ人」という先入観は、あながち間違いではないのかもしれません。まぁ、ほんの一面にすぎませんが…

 今回はこんなところで。次回こそ、ドイツという国について書きたいと思います。


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Last Update: Jun.23,2009