満洲里

2014年5月30日

6月25日晴
満洲里は露西亜との国境の街。
陳さんとタクシーでホテルへ。PC備わり交通の便よし。予約してなかったのに広くて窓の大きなよい部屋が取れたと喜んでくれた。午前中は大洗濯をすると言うので私はメールのチェックをする。
12:00老陳が迎えに来て近所へ食事に出かける。露西亜へのツアーに参加するつもりだという彼に付き合って、食後、旅行社へ。綏芬河で知ってしまった「外国人はヴィザ発券まで2か月もかかる」ことを話したのに社員たちは大丈夫という。上司に相談するというのでまさかと疑いつつ翌日まで待つことにして国門へ出かけようとタクシー乗り場へ。

スッと停まったのが今朝の運転手。彼女はご縁ですねえと喜んで今日一日のコースを案内してくれるという。
旅行案内書には「ロシアとの交易市場があって賑わっている」と、出ていた。わくわくして出かけたけれど綏芬河と同じで何もなさそう。おまけにここは外国人お断り。
老陳は“香港人で半分だけ中国人”だからパスポートと中国公民の身分証と二つ所持している。彼も参観をやめるというので近くをドライブする。

でっかいマトリョーシカのたくさん並んでる広場で雨が降り出した。フルンベール草原は明日も雨だそうで明後日にしようということになって街へ戻る。地図を買って部屋に戻った。小止みになるのを待って夕食にでかけた。大通りは縦に1~4路、横に3~6路とあって実にわかりやすい。広告も街路表示も露、漢、蒙の三種だが道行く人に聞いてみるとロシア語もモンゴル語も話せないという。

 

 

 

6月26曇りのち大雨
午前中、老陳が旅行社から電話をもらった。やはり×、ほらネ。彼は28日ペテルスブルグへ発つから5日後にまた会えるといいねといいながらツアーの代金(9000元―安っ!)を払うため銀行へ。私は予定の目的地-赤峰-への切符を手に入れるために駅へ向かう。タクシーに乗り込んだらなんと運転手は昨日の彼女の夫だった。親切に窓口に並んでくれた。私はいつものように老幼障害者軍人記者用の列に。やはりこちらの方が早かった。
28日15:53発K278硬いベッド最上段(310,5元)しかない。3日後にならないと軟ベッドはない。1531キロきついなあ。運転手はホテルまで送ってくれて料金は受け取らない。“
明日のフルンベール草原を楽しんでください“と笑顔で走り去った。何でも話し合ってるいい夫婦だなとこちらもいつしか頬が緩む。また降り出した雨は大粒である。
部屋のPCでホテルの予約をする。OKといっておきながら暫くすると「外国人お断り」と丁重にお断りメールが届く。3件続いて腹が立ってくるが仕方ない。暑いさなか部屋探しはつらいから作業を続ける。と、さっき断ってきたホテルのフロントの女性から電話が来た。親切に知り合いのホテルに当たってくれたそうで決まり!
満洲里の気温は12~25度で雨が降りやすい」とあるが、
天気予報通りで雷雨、大雨になってきた。
夜になって雨が小やみになったので老陳を誘って食事と散歩に出る。市場で大きな
ロシアパンを買ってしまった。食べられる?