杭州の春-4

2013年10月11日

岳王廟: 英雄として南宋の民に愛された岳飛は岳王廟に祀られ今や観光名所ともなり多くの人々が詣でる。 岳飛の「精忠報国」をテーマの故事が京劇の演目の一つ「岳母刺字」。 岳飛が金と戦っていた時、元帥に死なれてしまった。朝廷が後任に派遣したのが凡庸な人であったというので、その人の下で闘うのをよしとせず帰郷してしまった岳飛に母親は“国事を大切に志を曲げず軍営に戻り敵を討つべし”と厳しく諭す。また、 「精忠報国」の四文字を背中に刺して息子を激励する。 その後、岳飛は母親の意を汲んで国のために命を賭ける。

一時どのチャンネルをひねっても抗日抗日なのでニュース以外は見ずにDVDで映画を観ていた。中国人の友人たちに“いつもどんなドラマを見てるの”かと問うてみたら “抗日ドラマばかりで見るものはない”と言う。うんざりどころか嫌悪さえ覚えるのは決して私たち日本人だけではないことがわかりほっとする。

2013年7月、山東TV局制作、大好きな黄暁明主演の「岳飛」のドラマが放映されたが、ロシアとの国境の町綏芬河(スイフンガ)にいて見ることかなわず残念。友人から「久しぶりにいいドラマですよ。」とメールが来た。そのうちPCで見ようと思う。