北野高校創立120周年記念六稜会展【2.建築】

    大江 匡(85期)
    0E Tadasu

    (1954-   )
    大阪市生まれ。

    プロフィール詳細


      豊島合同庁舎

      1996年竣工
      建築
      70×l00×H100cm

       南面における壁は、連子格子のごとく、遮光ルーバーとして機能し、その存在は、パブリックからプライベートへの移行の瞬間を感知する装置となり、壁はアワセの手法により、内に対し「間」としての意味を持つことになる。また縦動線としての機能を持つ2本の塔は、聖なる空間(天)と俗なる空間(都市)を結ぶ鳥居(結界〉というメディアとして存在する。鳥居により、その界隈において内なる祭祀をうながし、都市においてひそかな祝祭空間を提示する。


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