HSK

2013年10月28日

HSK:

中国語能力検定試験. 就職に役立たせるという年齢でもないので中国暮らしが長いにもかかわらず一度も受けたことがなかったHSK。挑戦してみようかなとまず本屋へ出かけたのが2月半ばのこと。旧のは1級から8級まであって聴力、読解、作文各100点満点 合格基準は6割ということぐらいは認識していたが、新HSKでは5級が旧5,6級、6級が旧7,8級に変わっていて、果たして自分がどのくらいのところにいるのかさっぱりわからない。受験指南書をぱらぱら繰ってみてひとまず4級問題集などと共に参考書数冊を買い込んだ。一ヵ月ほど経ってちょっとしんどいかなと思いつつ5級に挑戦することにした。ネットで受験場所は大連外国語学院(外国語大学)、受験日は5月12日と定めて申し込んだ。しかし、受験料の支払いの段になってどうもうまくいかない。二人目の娘とも思っている徐さんにSOS。写真の登録から支払いまでささっと見事なまでにやってくれたので甘えついでに受験勉強も手伝ってもらうよう頼んだ。彼女とは相互補導という形で日本語を私が、中国語を徐さんが私にと教え合ってきた仲で作文指導を“いいですよ”と快く引き受けてくれたばかりか週一回旅順まで出かけてきての熱心な指導には感謝してもしきれない。 さて、5月12日。 前日会場を下見しておいてよかった。というのも試験会場の入り口には張り紙さえ見当たらず3階に行ってみると「6級試験会場」の張り紙。聞けば午前中ここで行われたのがそのまま放置されていた。 このところ外大はロシアからの留学生が大半で、韓国少々、日本は極めて少ない。関西弁が聞こえてきたので思わず彼らに話しかけてしまった。幸い交換留学生や中国語専攻の彼らは既に4級所持者であったから試験についていろいろ教えてくれた。お蔭で気分がほぐれてあまり緊張しないで臨めた。 そして 一ヵ月後 徐さんからメールが届いた。「好成績だったよ。」と。 桜 咲いたあ!!!!!!!!