紹興-東湖

2013年10月15日

浙江省三大名湖の一つ。ネットで知った隠れた桜の名所である。ワオッ! 3~4人しか乗れない小船―烏蓬船(カラスヨモギフネ)の前方に船頭が座って脚で櫓をこぐ。手で櫂も操る。不安定なのでしっかり船端につかまって奇岩を見上げ、洞窟を通る。遊覧30分。湖畔には桜が満開。旅行客は皆ため息をつきながらせっせとカメラを覗いている。過去何年も旅順の桜しか見てこなかったので堪能するほどに東湖の桜を眺めて過ごした。中国でもこの数年デジタルカメラは言うに及ばずビデオカメラが急速に普及してきたが、私はデジタルカメラの「動画撮影」で辛抱している。 その訳は 一昨年雲南省を旅した時の事、海抜4400余メートルのシャングリラから戻って麗江についた途端突然カメラが作動しなくなっ 国仕様のキャノンカメラを買ったが、暫くして、修理に出すべくしまっておいたのを何気なくいじってみると、驚いたことに何でもなか ったかの如くごく普通に撮れる。その後、旅に出るときは必ずどちらも持っていくことにしている。この夏、内モンゴルの砂漠でもやは り同じような目にあって(今度は熱中症?)まだまだ現役なのだからと2台のカメラを大事に使っている。