六稜NEWS-080227

記念碑の前で
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六稜観梅会2008

reporter:谷 卓司(98期)
photo:阿部源三郎(50期)+山中幸一(71期)


まだ少し肌寒い2月の最終土曜日、恒例の観梅会が催された。この季節特有の、どんより曇った天候だったが、春を待ちわびる70名近くの参加者が梅林公園記念碑前に集った。見ごろの満開にはあと数日…という感じであったが、平日にも関わらず、梅林は大いに賑わいを見せていた。

梅の枝にウグイス+記念碑

今年の趣向はロードトレイン。2006年3月に大阪城公園内への一般車両の乗り入れが全面禁止になった際に始まった公共機関で、蒸気機関車を模した4輌連結タイプのバスが公園内をピストン運行している。これを六稜でチャーターして、城内から宴会場のあるKKRホテル大阪のすぐ前まで、移動しようという試みだ。

ロードトレイン

わずか5分にも満たない乗車ではあったが、一向はひととき童心に還った。

KKRホテルでは、いつものように14階オリオンの間が準備されていた。
木村市三(73期)事務局長の司会進行のなか、岡田一彦(65期)常任理事の挨拶で開宴。

開宴

乾杯の音頭は最長老の牛田晴夫さん(46期)。御年92歳とは思えない…凛として溌剌な六稜人で、次の一句を披露された。

満開の 梅の一輪 ボクの寄附

このあと、しばらく歓談。

歓談3
歓談1
歓談2

楢崎さん
最後に、楢崎浩二さん(59期)が締めの挨拶。

楢崎さんは、六稜100周年(1973)当時の常任理事で、100周年記念事業の目玉企画として、大阪城公園に880本の梅林を寄贈する計画の立役者でもあった。
昭和48年、大阪市に公園局が発足した当時の管理部長だった楢崎さんは、「大阪市の『花づくり公園』計画の第1号として、六稜同窓会からの寄贈をありがたく頂戴した。今では梅も1,200本に増え、市内屈指の梅どころとして、また市民の憩いの公園として定着している。今日、こうしてその姿を目にすると、とても感慨深く、また同時に『われわれ六稜の誇り』に思う」と締め括った。

定刻の14:00にはまだ少し時間があったが、外は、みぞれ交じりの雨が降り始めていた。一同起立して校歌を斉唱した後、来年の再会を約して閉会となった。

来年の観梅会は2009年2月25日(水)開催の予定です。

※なお、過去の参加者にはDMハガキによる案内があるので、まだ一度も参加したことの無い方は、今から案内通知の登録だけでも済ませておくことをお勧めします。詳しくは同窓会事務局まで。

Last Update : Mar.19,2008