六稜NEWS-070623
 六稜ネットワークサミット
第2回六稜ネットワークサミット
六稜ネットワークの構築にむけて

reporter:原田 憲@113期

 六稜ネットワークサミットの様子
 FR委員長・副委員長
 6月23日に行われた六稜ネットワークサミットに出席させていただきました。議題は六稜SNSに関して。率直に、まだまだ実現には時間と手間がかかってしまうな。と感じました。SNSとは近年インターネット上で普及し始め、昔からの友人・知人などと時間・場所を問わずに様々な連絡がとりあえるといった非常に便利なサービスです。国内ではmixiなどで一般的に広まりつつあります。その他に、地域のSNSや社内専用のSNSなど参加できる人を限定したものにも注目されています。

 六稜SNS導入の一番の目的は「人と人とのつながり作り」です。「人と人とのつながり作り」というのは同窓会が本来持っている目的ではないでしょうか?現在、北野高校の卒業生が3万人以上もいる中で、密接に関わりあっている人の数は100人にも満たないのではないでしょうか?その数を増やすための最短の道がSNS導入にあると考えています。

 導入に際しての一番の障壁が「情報量・理解度の差」だと痛感しました。SNSに関してまだ馴染みのない方々も多くいらっしゃるとは思います。ネットワークサミットの出席者の中にも、根本的な話をしたい方や概念的な話をしたい方、技術的な話をしたい方など様々な方がいらっしゃいました。そういった中でFR委員会が伝えたかったことのうち、ほとんどが伝わらなかったのではないかと心配しています。その差をいかにしてなくすか、いかに多くの人に伝えていくか、が今後の課題になると思います。しかしながら、現段階では情報を伝えるための手段が確立されていない。というのも事実であります。

 SNSはインターネット上のサービスであるため、一部の人間しか対象にされていないのではないか?と思われている方もいらっしゃいます。しかし、これは同窓会が現在行っているサービスで最も多くの人間を対象にしています。住所変更が伝わっていない卒業生、北野高校に来ることができない卒業生、大阪にいない卒業生、日本にいない卒業生などには、現在同窓会が行っているサービスはほとんど行き届いていないのではないでしょうか?実際に、私は同窓会がどういったことをしているのか知りませんし、知らされているという実感もまったくありません。ある情報を同窓生全体に周知させるためのネットワークというものが現在の同窓会には存在していません。「全体の意見を聞く」ための連絡網がないのです。 また、「パソコンを使わない人はどうするのか?」という意見もでました。もっともな意見ではありますが、これを機にパソコンを使い始めればよいのではないでしょうか?このハードルは思っているよりも大きなものではありません。

 「六稜ネットワークの構築」によって情報伝達のネットワークを作り上げるだけでなく、学年を超えた縦のつながりとクラブやクラスを超えた横のつながりを、より充実したものに変えることができます。年齢が増すにつれて出席率も増加するというのではなく、「同窓会が本来あるべき姿」を目指す上で必要不可欠なものではないかと思います。


参加者の様子


Last Update: Jul.12,2007