【第96回・5月12日(土)】「巨大災害に備える/巨大災害から立ち直る」

矢守克也さん@93期(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)

大阪大学大学院人間科学研究科修了。
現在、京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授・センター長。
同研究所地震予知研究センター阿武山観測所教授、
京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻教授を兼務。
専門は、社会心理学、防災心理学。
 被災地でのボランティア活動や災害体験の聞きとり活動を通して、
被災者とともに歩む実践的な防災研究に従事。さらに、ゲームや
ワークショップ方 式の教育ツールの開発、小型の地震計を用いた
地震授業など、新しいタイプの参加型防災教育を国内外で展開している。
 現在、人と防災未来センター震災資料研究主幹、
(特非)日本災害救援ボランティア・ネットワーク理事、
語り部KOBE1995顧問などを通して 防災の実践活動にあたるほか、
日本質的心理学会常任理事、日本自然災害学会理事、日本災害情
報学会「災害情報」編集委員長、自然災害学会
「Journal of Natural DisasterScience」編集委員長など、
心理学や防災学領域の学会でも活動している。
 主著として、
「増補版〈生活防災〉のすすめ-東日本大震災と日本社会-」
(ナカニシヤ出版、2011年)、
「ワードマップ:防災・減災の人間科 学」(新曜社、2011年)、
「防災人間科学」(東京大学出版会、2009年)、
「クロスロード・ネクスト-続:ゲームで学ぶリスク・コミュニ ケーション-」
(ナカニシヤ出版、2009年)、
「夢みる防災教育」(晃洋書房、2007年)などがある。

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