六稜ト-クリレ-【第19回】

    六稜NEWS-050507

    「ガマの油はほんまに効いたのか~
    漢方薬・生薬の科学性」清原祥恵(69期)さん

    reporter:中田 洋(69期)


      5月7日は定例の六稜トークリレーの日。
      今日は我が69期の清原女史が講演するというので同期生20数名と共に参加しました。
      参加者は76名、演題は「ガマの油はほんまに効いたのか」。我々にとっては何となく神秘的だがあまり知識のない漢方の世界を日頃の生活に即してわかりやすく、且つ面白く紹介されました。


      ▲袋に入っているのが、西太后も毎日
      愛飲していたという鹿茸(ろくじょう)
      =マンシュウアカジカの角。これ1本
      で10万円也の高価な動物生薬

      清原さん得意のユーモア溢れる軽妙な話しぶりで、爆笑やくすくす笑いの溢れる中であっという間の2時間でした。ただ面白いだけでなく、清原さんの日頃の研究成果からのきちんとした科学性ある説明が素晴らしく、たった2時間でちょっとした健康通になりました。

      とにかく健康を維持するためには血液が身体中にさらさらと流れていることが大切、そのためには色々あるけれど、水分の補給が最も大切。これは最も簡単で安価な健康法…全員心に銘して解散しました。と言いながら69期勢は十三駅前で清原講師氏を囲み、水でなくビール(*)で乾杯、これからの健康生活を誓い合いました。


    ▲「ガマの油売り」のトリック
    を実演で解説する清原さん
    (*編註:講演の中で「ビールは利水剤である」(水分を体外に排出するので、水分補給とは反対の性質を持つ)旨の説明がありました(笑))

    Last Update: May 8,2005

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